趣味と物欲

博多天神界隈を本と文房具(万年筆とインク)と電子ガジェットを探して徘徊しています。

ユニボール エアとボールpentel、樹脂ペン先のボールペンを書き比べてみた。

ガルパン劇場版の上映待ちで8Fの丸善をのぞいたら、ユニボール エア (uni-ball AIR) という新製品が置かれていました。
ユニボール エア | uni-ball AIR | 水性ボールペン | ボールペン | 商品情報 | 三菱鉛筆株式会社
ボールペンのペン先の金属部分を樹脂でカバーすることで、摩擦を抑えスムーズに書け、筆圧で描線幅が変化するようにしたそうです。ボールペンのペン先のボール受けが樹脂で出来ているというと、Pentelのボールpentelもそうです。
ボールPentel|商品紹介|ぺんてる株式会社
ボールpentelについては以前紹介したことがあり、同様に摩擦感が少なく、寝かせて書くと描線幅が太くなる、独特の書き味を持っています。pgary.hatenablog.com
ユニボール エアには、描線幅が0.3mm~0.5mmに変化する0.5mmボールのものと、描線幅が0.4mm~0.6mmに変化する0.7mmボールのものがあるのですが、テスターを書いてみて、好みで0.7mmボールの3色を買ってきました。ちなみに、ボールpentelは0.6mmボールです。
『ユニボール エア』|2015年|プレスリリース|三菱鉛筆株式会社
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書き味はどちらのボールペンも、金属ペン先の普通のボールペンとピグマみたいな細軸のサインペン (フェルトペン) の間をとった感じですが、ユニボール エアの方がよりサインペンよりのように感じられました。
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また筆圧による描線幅の変化もユニボール エアの方がつけ易いと感じました。筆圧で描線幅を変化させやすいと言えば、万年筆もそうですが、ユニボール エアのペン先の模様は、ちょっと万年筆を意識しているように思います。
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両者で筆記した見本の右端を水に漬けてみたところ、ユニボール エアの描線には耐水性がありました。
ボールpentelの発売は1972年とのことですので、それから43年間経ち、ついにライバル登場というところでしょうか。genkiszk.com
いずれにせよ、樹脂ペン先のボールペンの書き味は独特で嵌まれば嵌まりますので、一度店頭でお試しいただければと思います。

今週のお題「今年買って良かったモノ」

iPad Proの辛口なレビューを集めてみる。

結局どうなんですかね〜とまだ悩んでいる。個人的には画面がでかくて、A4書類や雑誌をピンチアウトしなくても読めるというだけで価値があるんだけど、ちょっとお高いというのはある。gori.me
d.hatena.ne.jp
d.hatena.ne.jp
こっちは辛口ってわけじゃないけど参考のため保存。iphone-mania.jp
iphone-mania.jp

iPad ProとWindowsタブレットのライバルを比較してみる。

電子書籍、特に雑誌やA4書類などをできるだけ原寸大で、ピンチアウトせずに読むことができる端末が欲しいので、12インチ以上の新しめのタブレットで比較してみる。
Surface Pro 4もあるけど、Surface Book上位互換なので良いかなと。

iPad Pro Surface Book DynaPad N72
画面サイズ 12.9 13.5 12.0
画面解像度 2732×2048 3000×2000 1920×1280
ppi 264ppi 267ppi 184ppi
タブレット部重量 713g(723g) 726g 579g
合体重量 1049g(1059g) 1515g(1579g) 999g
タブレット部サイズ 305.7×220.6×6.9mm 312.3×220.2×7.7mm 299.4×203×6.9mm

こうして仕様を並べてみると、今の技術で作るとだいたいこれぐらいのスペックに収まるのかなという感じがします。
DynaPadの重さを見ると、iPad Pro2では、iPadiPad2みたいに50〜100gくらい軽くできるかもしれないが、DynaPadはカーボン素材でこの重さを達成しているので難しいかも。pc.watch.impress.co.jp
あと、iPad Pro2で変わるとしたら、iSightカメラが8→12メガピクセルになるとか、Apple Pencilをセットにするための何らかの仕掛けとかかなあ。
結局、ハード的に同等なものは色々あるんだけれど、iOSの端末がよいので、iPad Proしか選択肢がなくて、後はiPad Pro2の発売タイミングと2の変更点の大きさだけが問題になるということか。
これまでにWindowsタブレット端末は、Miix2 (Win8,10)、Surface Pro 3 (Win8) をそれなりに使ったことがあるけれど、タッチ操作をするたびに微妙なストレスを感じて、それが累積されると使いたくなくなってしまうのです。
ただし、キーボード入力の場合は、WindowsだとSKKが使えるのが魅力かな。