趣味と物欲

博多天神界隈を本と文房具(万年筆とインク)と電子ガジェットを探して徘徊しています。

着るコン6:HMD幻想

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右の写真はHMDの画面を撮れるか京ぽんのカメラで試してみたのですが、あまりきれいに写りませんでした。正面から撮ろうとすると白飛びするので、ちょっと斜めからかろうじてCEの画面が分かる程度の画像です。
私はDataGlassにとっては厳しい被験者だと思います。近眼で、斜位が入っている上、眼鏡が上下に狭い形なので、画面の隅のほうにピントがうまく合いません。以前も書きましたが、このHMDを手に入れるまでは、HMDは近くに画面があるので近眼でも眼鏡無しで使えるとばかり思っていました。しかしHMDでも眼鏡が必要と分かり、非常に残念でした。眼鏡無しで使えるのなら、CCDで受けた画像をHMDに写す眼鏡も有りだろうになあ。
HMDを使い始めるまでは、HMDに幻想を抱いていました。目の前に画面が常にあるなんてすごいじゃないか、どんな使い方が出来るのだろうと夢想し、期待していたものです。しかし、今のところHMD本体よりもHMDの特徴をうまく生かした、入力機器や入力法、情報を効率よく提示するソフトウェアなどが、まだ研究されているところで、それはまだpomaには搭載されていなくて、手に入らないのだと分かりました。塚本先生の「HMDは情報を入力するとか検索するとかよりも、受け取るのに向いている」という話の意味がやっと分かってきました。
http://slashdot.jp/mobile/04/01/11/0413250.shtml?topic=103
普通のコンピュータのように、こちらからタイプしたり、クリックしたりしながら使うのは現在の技術ではかなり難しい。ちょっとした情報を目の隅に表示するだけのHMDの方が現実的な商品になりそうです。HMDに曲名表示をするヘッドホン一体型MP3プレイヤーとかHMDにニュースや曲名を表示する見えるラジオとか、また、Ballooみたいに実況スレを表示し続けるHMDなんかもTVをより楽しめそうです。
http://memo.sakura.ne.jp/