期待していただけに、発表されたのを見て、派手にすっ転んだOrigami project。今回発表されたSAMSUNGとASUSの端末を見る限り、TypeUやOQOの方がよっぽどOrigamiっぽく見えます。impressの記事には、SONYやTOSHIBA、Panasonicや富士通といった、小型PCを作ることに長けた企業名が出てきませんが、999ドル以下という価格も、Origami準拠の条件としてMSが提示しているのだとしたら、それらの企業はOrigamiは儲からないと考えたのかもしれません。今までは、小さいことはそれだけで価値を生んでいて、「何で小さいのに高いの？」等と言われていましたが、これからは小さいなりに安くなるのでしょうか？
消費者にとって安くなることは嬉しいことではありますが、あまり安いと開発費をかけられませんから、小型機の分野も、どこかで見たような機種ばかりで面白みがなくなってしまうかもしれません。それでも、今までは好き物の趣味でしかなかった小型PCが、ずっと身近なものになるかもしれないという期待は抱かせてくれます。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2006/0309/ms.htm
http://www.origamiproject.com/3/
http://www.microsoft.com/windowsxp/umpc/default.mspx
Origamiは小さいことを低付加価値にする。
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