趣味と物欲

博多天神界隈を本と文房具(万年筆とインク)と電子ガジェットを探して徘徊しています。

結局今まさに自分が体験していることしか共感できないと思う。

当ブログではアフィリエイト広告を利用しています

 あとで読む

はてブ人気で上がっていた下記の記事、私はこの記者の人の気持ちはよく分かるなあとすごく共感できました。でも、こんな普通の記事がはてブで人気になっている以上、これはひどいタグとかが付いているんだろうなあと思ったら、、、
朝日新聞記者の子育て日記:子連れの外食、どう思う?(男性編)
http://www.asahi.com/edu/kosodate/kosodatenikki/TKY200707150248.html
やっぱり、痛いニュースに取り上げられていて、こちらもはてブ人気に上がって来ていました。多分叩かれているんだろうなあと思ってみたら、やっぱり叩かれていたけど、DQN扱いまでされていて、ここまで言われるのか〜(^^;というくらいに叩かれていました。
子連れで外食したい。子供が騒いでも大目にみてほしい。君も子供を持つ親になる可能性があるのだから…朝日新聞記者
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1004850.html
朝日新聞記者の人の方に共感できる人は、今リアルタイムで0歳から6歳くらいまでの子供を育てている人でしょうね。しかも、すぐ近くに祖父母などヘルプしてくれる人がいなくて、男(主夫除く)だったら、ある程度子育てにも参加している人。子供がいない人には分からないし、子供がお腹にいてまだ生まれていない人にも分からない、子供が大きくなってしまった人もその当時のことは忘れてしまったり、美化されてしまっているから分からない。いままさに毎日子供怪獣たちと日々闘っているものにしか分からないと思います。
私にまだ子供がいなかったら、こんなところに子供を連れて来て、、と眉をひそめたと思いますし、子供が中学生ぐらいになったらやっぱり、こんなところに(中略)と眉をひそめたと思います。いくら想像力をたくましくしてみても、今の自分と同じような状況のことでないと中々共感は持てない、それは仕様がないと思います。
子供が騒いだり泣いたりすることによる他の人に迷惑だろうという視点も、子供の夜更かしや副流煙などの子供に害があるだろうという視点もどちらもよく分かりますし、出来れば子供を居酒屋などに連れて行かない方が良いというのは、その通りなんですよね、どんなに言い訳をしてみてもその点には疑念がない。でも、それでも子連れで外食したいというのはごく普通の欲求ではないかと思います。子供というのは一生懸命育てようとすればするほど大変なものです。こけたりぶつけたり、すぐ怪我するし、すぐ病気するし、すぐ泣くし、何で泣いているのかよく分からないし、寝て欲しい時には寝ないし、寝て欲しくない時には寝るし、寝るとやたら重いし、検診とか予防接種とかスケジュールを把握しておかないといけないことはいっぱいあるし、、、新米ママと新米パパは常に悩むわけです。本を読んだりネットを見たりしても違うこと(時には全く逆のこと)を書いてあるし、祖父母のアドバイスはありがたいけれど、昔とは違ってきていることもあって悩みを増大させるし、、、結局、自分らの思うように出来る範囲のことをやるしかない、と開き直るしかないのですが、そこまで悟るのは大変です(まだ悟りきれていません)。
ママとパパは日々消耗しています。パパは職場では子育てから開放されるので、まだいいかもしれませんが、子育てに専念しているママは、一分一秒も気が休まる時がありません。常に緊張を強いられているんです。そして不可抗力で子供が怪我したり熱を出したりしても自分を責めるのです。そんな日々を6年、2人目、3人目と更に子供が生まれたら十数年続けるのです。
たまには外食くらいして気分転換したいと思ったりもします。最も外食の時も緊張を強いられているんですけどね(^^; 食事は子供でも食べられるものを選ぶので、辛いものや熱いものは駄目だし、セットのドリンクでコーヒーが飲みたくてもオレンジジュースを選んだり、子供の動きを封じるのに気を取られて味が分からないし、子供が泣いたら食事をかき込んで飛び出ないといけないし、そこまで苦労して外食したいか?と言われそうですが、そういうことをしたくなるものなのです。そういえば、この前ダイエ−に出来た子供を遊ばせるところ付き(保母さんもいる)のファミレスではひさびさにマターリできました(id:pgary:20070708#p1)。こういう施設が少しずつ増えるといいと思います。あと子供載せ付きのカートもデパートやスーパーにはあるけど、本屋に導入して欲しいです、ジュンク堂さん。
それから、自分は子供の時でも騒いだりしなかったし迷惑かけなかったという人がいますが、親から「あんたは手がかからなかった」と言われてそのまま信じたりしていませんか?、何歳の記憶がありますか?記憶があると言っても365日こと細かく憶えているわけではありませんよね。自分は手がかからない子だったと誇るよりも、苦労していても手がかからなかったと言い切ってくれる親に感謝すべきだと思います(^^)。