趣味と物欲

博多天神界隈を本と文房具(万年筆とインク)と電子ガジェットを探して徘徊しています。

インターネットマガジン太っ腹だが、PDFを快適に読む方法がないか。

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インプレスR&Dは25日、1994年から2006年まで発行した月刊誌「インターネットマガジン」のバックナンバーを、PDFファイルで広く無償公開した。

とのことで、とてもいいことだと思うのですが、PDFファイルなのでどうやって読もうかと思案中。私が有している環境の中で最も広い画面はDELLの20インチ液晶で1680x1050なんですが、このサイズではインターネットマガジンを実際のサイズで表示させると縦が切れてしまいます。プレビュー(Macなので)のPDF表示で2ページ(連続無しの方の)の設定にして、サイズをウインドウに合わせるとだいぶ読みやすくなる。Dockは左にプレビューのツールバーはテキストの未表示にして縦の幅を稼いでいる。縮小されているけど文字はきちんと読め、初代MacBookのCoreDuo 2GHz、メモリ2Gの環境ではページめくりに時間はかからずパラパラとめくれる。しかし当然のことながらこの環境だと寝転がって読んだり、持ち運んで読んだりということはできない。ちなみに、UNIX Magazine Classic(1987から2006のUNIX Magazineの記事がDVD 4枚組でついてくる本)のPDFファイルだとこの環境なら実サイズのまま、他は先の設定で読むことができる。UNIX MagazineのようなB5サイズまでなら1680x1050でいいようだ。

UNIX MAGAZINE Classic with DVD(DVD4枚付)

UNIX MAGAZINE Classic with DVD(DVD4枚付)

工人舎のSA1Fなら何とか持ち歩いたり寝転んで読んだりということができる。ただSA1Fの場合、画面が800x480と狭く、CPUもGeode LX800(500MHz)と非力だ、一応メモリだけは1G積んでいる。少しでも高速でPDFを表示させるために、Foxit Reader(http://www.forest.impress.co.jp/lib/offc/print/docviewer/foxitreader.html)を使ってみる。Page LayoutをSingle Pageに、半時計回りにRotateして、Fit Widthすれば、UNIX Magazineサイズなら文字はだいぶ縮小されるけれどまあまあ読める。ただページめくりは遅い、高速と噂のFoxit Readerでも3秒くらいかかる。
インターネットマガジンでは今後、HTMLでの公開も予定しているそうなので、作業は大変だと思うけれど期待している。テキストファイルに変換すればザウルスを使っても快適に読むことができるので。

なお、今回はPDFファイルでの公開となりますが、今後はさらにウェブ上での利便性を向上すべく、記事のHTML形式での公開も予定しております。これによって、ブログでの引用、ブックマーク/クリッピングなどが行いやすくなります。また、過去の記事を現在の視点から読み直すような企画なども予定しております。

それから、現在のインターネットマガジンの公開形式は各号ごとに別ページになっているのだが、1枚のページに目次をだーっと並べたページがあると読みたい記事を探しやすいと思う。検索機能は用意されているけれど、何かを読みたいと決めていなくて、何か興味のある記事を探すという時はスクロールしながら流し見する方が早いから。