趣味と物欲

博多天神界隈を本と文房具(万年筆とインク)と電子ガジェットを探して徘徊しています。

インクの混色の参考のためにリンクを記録する。

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万年筆のインクでは、モンブランのレーシンググリーンという色の人気が高いですが、インクの混色 (混合、調合、調色、インクブレンド) でも濃い緑色を目指す方が多いようです。それから、ブラウンやセピア系、ブルーブラックの微調整などの事例も多いようです。ちなみに、レーシンググリーンっぽい色は、青と黄色の混合で作れます。モンブランの処方は、ペーパークロマトグラフィーで分析してみると、青緑に黄色と黒という感じ?

混ぜたインクの種類や比率

古典系のブルーブラックインクについて

ブルーブラックインク
タンニン酸第1鉄が空気中の酸素によって酸化され、1週間ほどでタンニン酸第2鉄に変化し黒色に変わる化学変化をインクに応用したもので、 この第2鉄は耐水性、対光性に非常に強く、永久的にその筆跡を残す。

ブルーブラックインクは、第一鉄イオンが酸化して第二鉄イオンになり黒色沈殿を生じる酸化作用を利用しており、これに染料や硫酸を加えて書きやすくしたもので、ブルーとブラックのインクを混ぜたインクではありません。

特に、現在ではあまり使われなくなった、酸化第二鉄を含有した2色を含んでおり、
記録保存のできるインクもラインナップされております。(スカビオサ、サリックス)

Rohler&Klingner ローラ&クライナーのインク、色見本を見る限り、スカビオサとサリックスは私の古典10色の中だと、赤色2号とアシッドブルー92に近いかな。