趣味と物欲

博多天神界隈を本と文房具(万年筆とインク)と電子ガジェットを探して徘徊しています。

自作ブルーブラックインク、コンバーター4本目

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今日は講習会を受けたので、がしがし書いていたら、前回調製したインクを使い切りました。また少し色の配合をいじってみるつもりで、参考のために黒系インクを中心にペーパークロマトグラフィーで分析してみました。

左から、パイロット ブラック、プラチナ カーボンインク、プラチナ ブラック、セーラー ブラック、プラチナ ブラウン、プラチナ ブルーブラック、ラミー ブルーブラックです。
国産が中心で、本当は黒で人気の高い、ウォーターマンアウロラのブラックも分析してみたいのですが、残念ながら持っていません。染料系の黒は色を混ぜていった先の終着点ですから、ある意味黒が各社の処方が一番異なる色かもしれません。
ラミーのブルーブラックは結構渋い良い色だと思うのですが、ペーパークロマトで見ると、微妙に黄色と緑?が混ざっているように見えます。この情報を参考に、青系色素の中でも渋い色のダイレクトブルー1に黄色4号と緑色3号を微量 (1000:25:25) 混ぜた色を作りました。変化があるのか無いのか微妙な色ですが、しばらく使っているとまた変わってくると思うので、これをプロフィット21に入れてみます。
それから、アシッドブルー92と黄色4号を混ぜたレーシンググリーンっぽい色には、緑色3号を混ぜてみました。アシッドブルー92が0.2%と黄色4号が0.2%入ったインク:緑色3号の0.2%インク (9:1)で混ぜているので、見た感じも明らかに変わっています。こちらは、プラチナ ベラージ (BelAge) に入れました。