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趣味と物欲

博多天神界隈を本と文房具(万年筆とインク)と電子ガジェットを探して徘徊しています。

万年筆インクの希釈に関する予測

WAGNERの第3回九州地区大会で、LAGARさんが、水分を飛ばしてインクを濃くする話はよく聞くが、薄めたらどうなのだろうか、という疑問を呈されていました。その疑問に関する私見を書いてみたいと思います。
まず、染料系のインク、特に耐水性の無いようなものに関しては、精製水などで希釈すればほとんど問題は起きないと思います。ただ、これまでインクを調製してきた経験上、あまり色素濃度が薄くなりすぎると、チリやすくなり、字のエッジがぼやける様になります。また、希釈により、防腐剤の濃度が下がるため、充分な防腐効果が無くなる可能性があるので、腐らせないように注意が必要です。
その他のインク、古典ブルーブラック系や顔料インクについても、上記の注意点については同じですが、それに加えて、成分の溶解や分散のために特別な工夫がされている場合、沈殿を誘発する可能性はあります。染料インクより、注意は必要ですが、添加する水の量が少ない場合にはそんなに問題は起きないだろうと思います。

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