趣味と物欲

博多天神界隈を本と文房具(万年筆とインク)と電子ガジェットを探して徘徊しています。

チェリーさんに自作インクChocolateのご感想をいただきました。

当ブログではアフィリエイト広告を利用しています

 あとで読む

先日のFiordのご感想に引き続き、チェリーさんより、Chocolateのご感想をいただきました。
私の自作インクはどの色も古典系のブルーブラックに相当するもので、没食子酸と鉄によりキレートを作ることで耐水性の出る成分と、それに色を着けるための色素から出来ています。色素には没食子酸鉄キレート程の耐水性はありませんので、どうしても水には流れてしまいます。古典ブルーブラックにとって、あくまで本体は没食子酸鉄で、色素は書くときの目印に過ぎないのかもしれません。
目印に過ぎないと言っても、色々な色素が使えるのは色のバリエーションが増えて楽しいものです。今のところ、没食子酸鉄と沈殿を起こさない色素を10種類見つけていますので、それらを混ぜれば色々な色が創れます。
Fiordに使っている色素に比べて、Chocolateに使っている色素は水に流れやすいので、Chocolateの方が水には弱いと思います。ただ、どちらも最終的に没食子酸鉄の色は残りますので、水に濡れても読むことは出来ます。