趣味と物欲

博多天神界隈を本と文房具(万年筆とインク)と電子ガジェットを探して徘徊しています。

今年の年賀状の宛名書きは万年筆で。

当ブログではアフィリエイト広告を利用しています

 あとで読む

今年の年賀状も、裏は奥さんの書いたイラストと子供の写真を自宅のプリンタで印刷、表は手書きの予定です。私はパソコンやプリンタの環境を整えるくらいで、ほとんど奥さんにやってもらっています(^^;
今年は宛名を万年筆で書きたいということで、使うインクをどれにするか、裏の印刷に失敗したハガキで試してみました。裏はパソコンで印刷するので、ハガキの種類はインクジェット紙です。ちなみに現状、郵便局の年賀はがきのインクジェット紙は裏面の通信面のみインクジェット用です。*1 通信面への万年筆での筆記は推奨されていません。


耐水性のあるインクとして定評のあるものの中から、プラチナ カーボンインク、プラチナ ピグメントブルー、セーラー 極黒、セーラー 青墨、パイロット ブルーブラックを試してみました。パイロット ブルーブラックは文字が最初から滲んでしまっています。


水をたっぷりとかけてみました。極黒はずいぶん滲んでしまいました。パイロット ブルーブラックも少し滲んでいます。
プラチナ カーボンインク、プラチナ ピグメントブルー、セーラー 極黒、セーラー 青墨の4種は顔料系のインクで、パイロットBBは染料系のインクです。
顔料系はどれも滲まないと予想していたのですが、極黒は固まっても水で溶ける安全性を重視しているためか、予想に反してかなり滲んでしまいました。
宛名書きに使うならプラチナの顔料系かセーラーなら青墨が良いようです。結果をふまえて、今年は青墨を使うことにしました。

万年筆で年賀状 Pen and message. 万年筆 & ステーショナリー|店主のペン語り