小さくなって500g切った、液晶解像度、開閉角度、キーボード、USBの位置、有線LANと外部VGA出力、等々色々と細かいところが工夫されていて良い機械だと思うのだが、500gはまだ重い。いやこれだけ物が良くて500gというのは、軽いというのは分かるんだけれど、単純に韓国UMID mBookの約350gのインパクトが大きい。LOOX Uはメモリ2GやZ550も選択できるので、パフォーマンス的にはかなり有利なのだが、このサイズのPCでの150g差は結構なものなのだ。LOOX Uを腰に目立たないように付けられるポーチや、ポケットに入れても型崩れしないスーツがオプションで欲しい。
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同社では、紳士服売り場で、実際にジャケットのポケットを測り、奥行きと厚さの外周が130mmであれば、実測した540個のジャケットのうち、91%のジャケットに入ることを検証。小型軽量化の観点では、財布や文庫本、デジタルカメラ、ペットボトルなどを調べることで、感覚的に500gに、持ち歩くか、持ち歩かないかの境界線があることなどを調べ、500gを切る495gの重量を実現したという。
ジャケットのポケットの大きさや、重さの感覚を調査したりしている点は富士通偉い。ただ個人的には、500gのものをスーツのポケットに入れるとスーツの型崩れが気になります。カウンターウェイトとして逆側にも同じものを入れたくなるくらい。工人舎PM (345g)やザウルス SL-C1000 (278g)でさえ、スーツのポケットに入れるとスーツが歪んでいる感じがします。