趣味と物欲

博多天神界隈を本と文房具(万年筆とインク)と電子ガジェットを探して徘徊しています。

ヒューストンの万年筆店のご当地インクなど、万年筆用ボトルインクをまとめ買い。

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Black Fridayから一日遅れになりましたが、いつもの万年筆屋さん、「Dromgoole's Fine Writing Instruments and Stationery」に行ってきました。特別セール等はあっていませんでしたが、店内には店員さんとペン談義をしながらペンを選んでいる人が2、3組いました。日本でも店員さんとお話しするのは緊張するたちなので、テキサスではなおさらです。何も言わず勝手知ったるインクコーナーでもくもくとインクを選ばせていただきました。
悩んだのですが、思い切って5本まとめて購入しました。

今回の一番の目的は、このお店のオリジナルインクのコンプです。前回(NOODLER'Sの御当地インクを2本購入。ヒューストンの万年筆屋さん4 - 趣味と物欲)このお店の所謂ご当地インクを2本購入しましたが、ご当地インクはあと2本あります。

両端の2本が前回購入したテキサス ブルーボネット(TEXAS BLUE BONNET)とジアラモズ トワイライト(The Alamo's Twilight)です。今回購入したのは中央の2本、BLACK BATとTexas Live Oakになります。1オンス(約30mL)入りで$6.5です。BLACK BATの方はBULLETPROOFとあるので耐水性があります。ヌードラーズ(NOODLERl'S)の耐水性インクはその消え方から顔料を使っているとばかり思っていたのですが、今回検索してみたところ、セルロースと結合する染料を使っているということなので、パイロットやセーラーのブルーブラックと同様のアプローチのようです。

そのため、私は長期保存したい書類にはヌードラーズの Bullet proof インクを使っています。顔料や鉄分の代わりに、紙に含まれるセルロースと結合する特殊な染料が入っているそうで、耐水性・耐光性が抜群、そしてpHもほぼ中性です。

また、ヌードラーズのインクの中にどうしても気になるインクがあったので、そちらも購入してみました。


こちらのインク、どちらも瓶に、Bullet proofに加えてUV light proofの表記があり、耐水性、耐光性であると主張しています。また、100% water based、pH Naturalの表記もありますので、顔料でも古典ブルーブラックでもない、染料系のインクなのだと思われます水性顔料インクでした。これは保存性が重要な書類には良さそうだと思い、ブルー系のEternal Periwinkleと赤系のFox Redを購入しました。その性能のためか、ちょっとお高く、1オンスで$13.5します。ちなみにPeriwinkleというのはツルニチソウのことで、エルバンのインクに確かそんな名前のものがありましたね。青紫系なのかな。
最後の1本は、YAFAのペンに付属のカートリッジで使ってみて(米国Yafaの万年筆 - 趣味と物欲)なかなか良かった、モンテベルデのピンクです。オーストリア産のインクなんですね。

まだどのインクも封を切っていないので使用しての感想などは、また後日。