趣味と物欲

博多天神界隈を本と文房具(万年筆とインク)と電子ガジェットを探して徘徊しています。

熊本で購入した英雄の万年筆に萬佳のオリジナルインクを入れる。

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先日書いた萬佳のオリジナルインク (萬佳のオリジナル万年筆用インクを落札してみた。 - 趣味と物欲) を予告どおり、中国の英雄 (HERO) 万年筆に入れてみました。

先日、熊本出張の時、ホテルにチェックインして、さて夕飯を食べに行こうと、宿に備え付けの周辺地図を見たら、食事処の地図にランドマークとして文具店が載っていたので、食事より先に見に行きました。入口がたばこ屋と一体になった、良い感じに古い文具店でした。入ってすぐのショーケースの中には少しですが、カスタム74の万年筆も置いてあります。もう7時になろうとしていたので、店仕舞いを初められていた店内を、急いで一回りさせていただいて、B'sの使い切り万年筆 (使い切り万年筆 B'sのブルーはターコイズ - 趣味と物欲) やキャップ式のシャープペンシル キャップレットなど数点買い物をして、出がけにふとたばこ屋のショーケースの中を見ると、英雄の万年筆が3種類、8本程度置かれていました。

倉庫から発掘されたので、置いてみたそうで、価格も当時のままとのことでした。ペン先ユニットと吸入機構は3種類とも共通で、軸とキャップが異なっています。プラ軸に銀のキャップが英雄329、プラ軸に金属の天冠で金キャップが英雄342、金属軸に金キャップが英雄340です。少し試し書きさせていただいて (試し書きのインクはパイロットのブルー 30mL瓶でした。)、3種類1本ずついただいてきました。329が600円、342が800円、340が1000円のところ900円でした。

英雄に似合いそうな萬佳オリジナルインクを吸入しました。329に抹茶、342に東洋蘭、340に伊万里です。書き味は良くもなく悪くもなく、普通に使えるレベルです。ペン先ユニットのネジ部分が透明で、入れたインクの色が見えています。吸入部のサックは透明の薄手の素材で一見劣化しやすそうなのですが、古いものなのに漏れたりせず、立派に使えます。吸入部の「英雄 中国制造」の文字が誇らし気です。

インクについては、また次回に。