趣味と物欲

博多天神界隈を本と文房具(万年筆とインク)と電子ガジェットを探して徘徊しています。

Johnさんより、WAGNER2010古典ブルーブラックとして配布されたインクのご感想をいただきました。

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実は、以前WAGNERで配られた古典ブルーブラックも持っておりまして、先日、ほぼ瓶の底に達しました。最近は鉄刀木のプロフィットにいれて使っていましたが、とても渋いグリーンから黒に近づいて行く様子と、スムーズな書き味に惚れ込み、もうなくなってしまったインクに少しばかりガッカリしています。でも、一番ガッカリしているのは、父親かもしれません。インクを小分けして、父親は開高健モデルの149にいれて書いていました。父親が使うと何故か非常に真っ黒に変化し、その落ち着いてドッシリとした感じにいたく気にいっておりました。会う度に、もうないんだよね、の連呼です。

ご感想をいただきありがとうございます、大変励みになります。
WAGNER2010として調製した古典ブルーブラックインクについては、WAGNERの九州大会で、「もう無いのと言われるよ。」というような話を聞くことがあるのですが、配布されたのがWAGNER定例会やペントレーティング in 東京など関東が中心でしたので、実際に使われている方から直に感想を聞くことが少なく、人気があると言われてもどうもピンと来ないのです。
瓶一本使い切るまで使っていただけたということで本当にありがたいことです。

下から2番目が配布インクの元になったものです。モンブランのレーシンググリーン、スティピュラーのグリーンと比べてみています。
ペントレーディング in 東京では40本配布されました。(万年筆の深窓:【第10回ペン・トレーディングin東京】報告)