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趣味と物欲

博多天神界隈を本と文房具(万年筆とインク)と電子ガジェットを探して徘徊しています。

ペントレ向けのWAGNER企画万年筆インクが発表されました。

Wagner九州大会の時にお話をいただき調製していた、第12回ペン・トレーディング in 東京向けのインクが発表 (万年筆の深窓:萬年筆研究会【WAGNER】企画:2012インク) されましたので、こちらでも紹介してみます。
いわゆる古典ブルーブラックと言われる没食子酸と鉄を含むインクです。WAGNER2010インク (万年筆の深窓:【第10回ペン・トレーディングin東京】報告) と同じものと、レッドブラック (赤黒) インクの2種類。粘度はかなり低めで、紙への滲み防止は古典ブルーブラックの特性 (紙に浸透したインクが酸化され紙に定着) に頼っています。インクを調製する時の試筆紙はRHODIAなので、吸湿性がちょっと高めの紙に合います。
自分でもインクの調子をチェックするために、配布されるものと同じロットのインクを使っています。TWSBI530 + カスタム74 SMにWAGNER2010ブルーブラックの2012版、TWSBI530 + カスタム74 Cとプラチナ 本栖 Fにレッドブラックです。

筆記すると紙の上でぐんぐん酸化が進み、色が変化します。下記はレッドブラックの色の変化です。赤からボルドーっぽい色に変化します。もう一つのインクは緑っぽい色から、ほぼ黒まで変化します。リーガルパッドみたいな紙質のものにも良いです。

古典ブルーブラックということで敬遠される方もいらっしゃるかもしれませんが、よっぽどキャップの密閉性の悪いペン (私が過去に試した中では、ウォーターマン クルトゥールと謎の中華万) 以外では放置していてもそうそう固まったり、詰まったりしません。またいざとなればアスコルビン酸による洗浄という技 (古典ブルーブラックインクの万年筆へのこびりつきを化学的に落とす。 - 趣味と物欲) があります。
これまでに多くの方に試していただきましたが、概ね好評 (自作古典ブルーブラックインクにいただいた感想などまとめ。 - 趣味と物欲) をいただいております。

ペントレ後追記
おかげ様で完売したとのことです。

萬年筆研究会【WAGNER】企画品
原稿用紙とインクが販売されました。
インクは既報のように完売。もっと欲しい方、手に入れられななかった方、次回をお待ちくださいね。

こちらに配布前のインク瓶詰め中の画像がありました。
ペリカン堂万年筆本舗: 第12回ペン・トレーディングin東京参加報告(1)