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趣味と物欲

博多天神界隈を本と文房具(万年筆とインク)と電子ガジェットを探して徘徊しています。

こてこての古典のDIAMINEのRegistrar's Inkの普通のペーパークロマトグラフィー

DIAMINEのRegistrar's Inkはアメリカに居る時に購入して、日本に帰ってから、鉄イオンを確認するための二価鉄指示薬紙による試験はやっていたのですが、色素を分析するための普通のペーパークロマトグラフィーは、まだやっていませんでした。
ダイアミンのインクは最近、キングダムノートで取扱いが開始されましたが、KINGDOM NOTEで売っているDIAMINEのブルーブラックは染料のブルーブラックです。私が購入したのは30mLのガラス瓶入りのもので、古典ブルーブラックのRegistrar's Inkになります。

匂いを嗅ぐと強烈に保存剤の石炭酸(フェノール)臭がします。また瓶のふちには、かなりの量の澱が見えます。これだけ見ても、本当に古い処方の古典ブルーブラックの製法で作られていると予測されます。古典の中の古典、こてこての古典のブルーブラックです。

2chのインクスレで、Registrar's Inkはペリカンモンブランの古典ブルーブラックより、水をかけた時に滲まないと書かれていたので、何か特殊な染料を使っているのかと期待して、ペーパークロマトグラフィーを行ったのですが、ペリカンのブルーブラックの色素と変わらないように思われます。
強いて言うなら、染料の量がペリカンよりも少ないかもしれません。染料が少なければ、水をかけて流れる色素量が減るので、水をかけても滲みにくいと感じられます。また、Registrar's Inkは変色が早いという感想もありましたが、色素量が少なければ、酸化による黒変を染料でカバーできず、色が早く変化します。またインクの材料の中では、染料が特に高いので、原価の節約にもなります。

左から、モンブランのミッドナイトブルー(ボトル)、ダイアミンのレジスターズインク(ボトル)、ペリカンのブルーブラック(ボトル)です。展開溶媒は70% エタノールを使用しています。

ペーパークロマトもモンブラン古典とは違って、緑が出てる。
http://d.hatena.ne.jp/pgary/20131020

紹介していただいたのはありがたいのですが、ダイアミンに緑の色素は無いと思いますよ。

ガチな古典で染料で誤魔化しが入らないダイアミンにペーパークロマトやっても意味ないだろうと思うがね

ガチな古典と言っても色素が入っていないわけでは無いので、意味無いことは無いと思います。
いずれにせよ、インクは好みが9割だと思うので、インクに性能だけで優劣をつけない方が良いと思います。