趣味と物欲

博多天神界隈を本と文房具(万年筆とインク)と電子ガジェットを探して徘徊しています。

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ペリカンのブルーブラックは新パッケージでも古典のままでした。

趣味の文具箱 vol.28で、ペリカンのブルーブラックインクが米国では販売できないという話やモンブランのミッドナイトブルーが古典じゃなくなった話が記事になった影響か、ペリカンのブルーブラックも染料になったと勘違いされたネットの記事を見かけることがありました。
同じくパッケージが変わったプラチナのブルーブラックは古典のままでしたから、ペリカンも古典のままじゃないかと思っていたのですが、LAMYのブルーブラックが、しれっと古典じゃなくなっていたこともありますから、自分で確かめるまではコメントは差し控えていました。
ちなみに、古典ブルーブラックという便利な言葉についてはこちらにまとめています。

やっと福岡でも天神の丸善で新しいパッケージのものが出ていましたので、購入しました。

モンブランのミッドナイトブルーの場合、箱の「耐色性に優れています」の文の有無が、古典か染料かの見分けるポイントでしたが、ペリカンのブルーブラックは新旧パッケージで文言は変わっておらず、permanenteの文字が見えますので、古典のままじゃないかと思います。

瓶も蓋も変わっておらず、ラベルのみ違います。

画像の左側は、新パッケージのペリカンブルーブラックインクで書いた文字の下半分を水に漬けたもので、染料分は流れたのですが、はっきり筆記線は残っています。右側は、70%エタノールで展開した、普通のペーパークロマトグラフィーの結果です。

最後に二価鉄試験紙を用いた鉄イオンの検出結果です。赤く呈色したので、鉄イオンを含む古典ブルーブラックのままで間違いないと思います。ここまで試験しなくても、耐水性試験の結果で十分かと思いますが、パイロットのブルーブラックの様に染料でも耐水性を有するものがありますので、一応駄目押しでチェックしました。

この試験はリトマス紙で酸性を見ていると誤解されることがありますが、まったく異なる原理による試験です。バソフェナントロリンという試薬が鉄(II)イオンと赤橙色のキレートを作ることを利用して、インク中の鉄(II)イオンを検出する試験です。二価鉄試験紙の下端を、10倍希釈したインクに浸し、展開した時、溶媒先端付近が赤く変色したら、鉄(II)イオンを含む古典ブルーブラックインクだということになります。

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