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自作古典ブルーブラックの新処方はペンには優しいが、裏抜けはしやすくなったかもしれない

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GW中に、自作古典ブルーブラックインクの新しい処方を検討しているという話を、下記の記事の中で、ちらっとしていましたが、新処方はちょっと裏抜けしやすくなったかもしれません。

ちなみに試しているのは、より鉄ペンや紙に優しい酸*1を使うという改良です。うまくいったらまた公開します。

pgary.hatenablog.com

使っている色素や、入れているペンが異なるので、ちゃんとした比較にはなっていないのはご容赦ください。
使っているペンはパイロットのカスタム74のSMとBBで、どちらも同程度、紙に盛り上がるくらいフローが良い状態です。新処方は、ロディアだと散ったり、裏抜けしたりします。

マルマンのルーズリーフだと散りも裏抜けも無いので、紙を選べば実用できないことは無いのですが、以前より性能が落ちるのは嫌ですね。

関連記事 後日譚 追記
下記の変色が遅い性質が、裏抜けするようになった一因だと考えられます。
pgary.hatenablog.com

また、耐水性が下がったのも、変色が遅く、酸の成分が揮発せずに残り、かつ酸にキレート能があることが影響していると考えられます。
pgary.hatenablog.com

*1:後日記事に書いていますが有機酸の一種、クエン酸を使用しました