趣味と物欲

博多天神界隈を本と文房具(万年筆とインク)と電子ガジェットを探して徘徊しています。

レポートパッドはオキナのセミナー5mm方眼が色々と好みです。

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オキナと言えば、プロジェクトペーパーは文具店の店頭でも割と見かけるんじゃないかと思いますが、セミナーレポートは、私はまだ見たことがありません。私が最初に買ったのも、ネットショップで方眼のノートやレポート用紙を検索して、片っ端から試し買いしていたときでした。それらの試し買いした中で、お気に入りになってリピートしているのが、今回ご紹介するオキナのセミナーレポート(okina seminar)です。

店頭で見つからないのでウェブショップでまとめ買いします。今回は楽天ココデカウが扱っていて、税込2,900円で送料無料だったのでレポートパッドだけでクリアできました。
セミナーレポートの表紙はかなり濃い黄色なんで、中身もこのままの色ですとリーガルパッドが想起されますが、中の紙は淡いクリーム色をしています。

中央がセミナーレポートのクリーム色の紙で、左はOffice DepotかOfficeMaxだかで適当に買ったリーガルパッドの黄色い紙、右はオキナ プロジェクトペーパーの白い紙です。
オキナのページによると、セミナーレポートの紙は特抄上質紙66g/m^2だそうで、リーガルパッドのようなペラペラな紙ではありませんが、コクヨのキャンパスレポートの高級厚口が70g/m^2、ロディアが80g/m^2なので、そんなに厚い紙ではありません。

普段使っている万年筆で書いてみました。インクは滲んだり抜けたりしやすい部類のパイロット ブルーブラック,ブルーとプラチナ カーボンブラック、水には弱いですが、滲んだり抜けたりしにくいウォーターマンのブルーブラックです。どのインクでも滲みは見られませんでした。

紙の裏への抜けは、プラチナのカーボンブラックではかなり見られ、パイロットのインクでも若干見られました。ただいずれも下の紙までインクは移っていませんでした。元々裏面には方眼も印刷されておらず、両面に書くことは想定されていないので実用上は問題無いでしょう。
このクリーム色の紙の利点について、オキナのページでは、

黄色い表紙が、勉強を始める前のモチベーションを高めます
白すぎず黄色すぎない用紙が心地よく書くことに集中させてくれます

という風に、目にやさしく集中力が持続するという点を強調しています。
確かに白過ぎず、黄色過ぎないこの紙は非常に見やすく目が疲れにくいです。また、この紙は特にブルー系のインクで書いた時に発色が良く、白い紙だとちょっとくすんだ印象を受けるパイロットのブルーが鮮やかに見え、ウォーターマンのブルーブラックの緑変も、青味がしっかり残った程良い変色に感じられます。
黄色い紙のリーガルパッドはメモ用に使われる紙で、白い紙の中に混じったとき見つけやすい利点があると言われますが、セミナーレポートのクリームの紙もリーガルパッドの黄色程ではありませんが、白いコピー用紙の中にあると目立ちます。また、セミナーレポートの表紙は濃い黄色なので、非常に見つけやすく、咄嗟の記録時に助かることも多いです。

セミナーレポートはA4サイズが70枚で350円なので、50枚で250円のコクヨ キャンパスレポート箋 薄口 50g/m^2と1枚あたりは同じ価格になります。ロディアのA4と比べると半額くらいになるのでコストパフォーマンスも高いです。
オキナ プロジェクトペーパー A4 5ミリ方眼 100枚 PPA45S

オキナ プロジェクトペーパー A4 5ミリ方眼 100枚 PPA45S

本当にお薦めのレポートパッドなのですが、いかんせん取扱い店が少なくて知名度が低いのが残念でなりません。無くなると困るので皆さんぜひぜひ使ってみてください。
セミナーレポートには5mm方眼以外に7mm横罫と9mm横罫があり、サイズはA4,B5,A5、5mm方眼のみ更にA7があります。