趣味と物欲

博多天神界隈を本と文房具(万年筆とインク)と電子ガジェットを探して徘徊しています。

内田文昌堂の龍馬万年筆

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高知に行き、白亜堂は外から眺めただけでしたが、その近くにある内田文昌堂はお店の中ものぞいてきました。
高知の万年筆店 白亜堂の入口 - 趣味と物欲
内田文昌堂限定の龍馬万年筆があったので、購入してしまいました。
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もとは創業150周年記念として、カスタム74をベースに150本限定で1万5750円(税込)で発売され、数日で完売したそうです。
そのため定番として再企画し、1本8000円(税込)で300本を制作したそうです。
画像を見ていただいたら分かるように、8000円のものはルシーナをベースにしており、特殊合金のペン先になります。
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内田文昌堂は、文久元年(1861年)に土佐和紙などを取り扱うお店として始まったそうで、龍馬万年筆も土佐和紙に包まれて入っています。
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ペン先に坂本龍馬のサインが入っていますが、パイロットから刻印では困難と断られたため、レーザー彫刻機で1本ずつサインを入れてあるそうです。
特殊合金の所謂鉄ペンですが、試し書きしたものがとても滑らかに書けたので、つい買いますと言ってしまいました。
実際に購入するペンは最初から包装してある別のものを出されたので、ちょっと心配だったのですが、そちらも同様の書き味で滑らかでした。
元々パイロットの検品はしっかりしていると思いますが、更に限定品ということでしっかりチェックされ、なおかつ他の人の手には触れていないので、書き味のぶれが無いのかもしれません。
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軸色はルシーナの通常品には無い濃いブルーで、黒潮ブルーと紹介されているページもありましたが、カスタム74のダークブルーと同じ色です。

鉄ペンでも書きやすいものは書きやすいことを再認識させられました。通常品のルシーナにプラス2600円でこれだけ限定仕様になっていれば満足感は高いです。