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趣味と物欲

博多天神界隈を本と文房具(万年筆とインク)と電子ガジェットを探して徘徊しています。

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本好きロスの間に読んでいたなろう系小説

「本好きの下剋上」が、マインもフェルディナンド様も幸せになり、良い余韻を残しながら完結して良かったのですが、それとともに深刻な本好きロスに襲われています。
本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~
本好きロスの緩和のために、なろうで探して色々読んだのですが、その中からとても面白かった作品を3つ紹介します。
僕は、お父さんだから
日本が世界に先駆け、胎児の遺伝子を最適化して出産することを合法化し、若い世代は美形で優秀な調整済の日本人が一般的になった時代、主人公の布津野忠人は、同年代は皆調整済で優秀な中「未調整」として生まれ、30歳で無職になり公園のベンチで途方にくれています。そこに現れた美形の子供達を助けたことで、国家間の陰謀に巻き込まれていきます。
主人公は、情けないところも多々あるのですが、大事なものを守れる力も持っています。脇を固める登場人物も魅力ある人ばかりです。俺強の一種なのかもしれませんが、主人公のキャラ的にそれを嫌味に感じさせません。本好き同様時々読み直したくなる作品です。
勅令護民総隊奮闘記~航空母艦“竜飛”出航す~
1923年の日本、21世紀の高校生二人組によりもたらされた未来知識(主に高校の教科書)がやんごとなきお方の目にもとまり、悲劇を回避するために動きだす。主人公は予備役海軍少尉で、高校生二人組を保護したことから、陸海軍とは別に創設された護民総隊で奮闘します。未来知識を得て俺強系かと警戒していたのですが、いくら知識があっても1923年の技術力ではできないことも多く、陸海軍との確執、政治的な圧力、そして何より予算の問題で、谷甲州氏の覇者の戦塵シリーズのように渋く地味に話は進みます。
作者がしっかり昭和史を調べながら書かれており、また1923年開始という時期的なこともあり、意外な歴史上の人物が活躍する良質な架空戦記です。
メタンダイバー
木星に人工的に地殻を作り、その上で暮らしている人類は、一定高度以上を飛ぶと衛星のマスドライバーから撃ち込まれる質量弾のため宇宙に上がることができません。かつて宇宙を目指していたトマスマツァグ(40歳)は、今は人型機動機械の「メタンダイバー」に乗り、狂った機械を狩って細々と生活しています。記憶喪失の少女デルフィの世話を頼まれたことから、また運命の時が動きはじめます。
SFで、ロボット物で、サイバーパンクで、ディストピア、どれか一つでもピンと来たら読んで損はありません。完結していますので、最後まで一気に読んで感動していただきたいです。
ハンネローレの貴族院五年生
本好きの方も動きがあり、ハンネローレ様が主人公の後日譚が始まりました。こちらも更新が楽しみです。
ハルトムートとクラリッサの最強(最狂)夫妻にも活躍して欲しいなあ。

本好きの下剋上ふぁんぶっく

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