趣味と物欲

博多天神界隈を本と文房具(万年筆とインク)と電子ガジェットを探して徘徊しています。

神戸ペンショー2019 二日目 前半戦 ericさんのワークショップに参加するなど

さて、神戸ペンショー二日目、10時少し前についてしまい、まだ門が開いていなかったので、10時ちょうどになるように、辺りをぐるっと廻って時間調整してました。
入口で500円払い、ナガサワの袋は前日いただいたのでお断りして、The nib shaperさんの順番を予約してから、ericさんのところに喜望峰を見にいったら既に消えていました(^^;
ericさんのデコカクノにもしてもらえるデコきのこのワークショップの予約をしてから、尚貴堂さんのところへ、前日もご挨拶をしようと、何度か前を通ったのですが、すごい人気で、常に人だかりしていたので今日になってしまいました。革のコードカフスを購入させていただき、併せてご挨拶させていただきました。
11時半からは、ericさんのワークショップ、きのこを自分の好きなインクで染めてキーホルダーを作るワークショップです。キーホルダーにせずに、ericさんにお願いしてデコカクノの中に入れて貰うこともできます。
場違いなおじさんが混じってすみません〜と思いながら、思いきり楽しませていただきました。隣で液晶さんが超マイペースに作業されていたので、良い感じに緊張がほぐれました。
好きなインクということで、青は「喜望峰」、黄色は「プラチナ シトラスブラック」、柄の傘よりの部分は「プラチナ セピアブラック」で着色しました。はたして酸化による色の変化は見られるでしょうか?
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表面の処理も色々選べるということで、夜光塗料で光らせることもできるとのことだったので、ギミック好きとしては当然光らせるのを選びました。
コンセプトはヤコウタケ、出来るだけガッツリ光らせるために、夜光塗料を塗っては乾かし、塗っては乾かして盛りました。
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工作するの楽しいですね。久し振りにプラモデルを組みたくなりました。
横のステージでは、古山画伯による似顔絵書きがあっていたので参加したかったのですが、The nib shaperさんの順番が来ていたので、そちらに移動しました。

神戸ペンショー2019 一日目 後半戦 インクを買ったり、万年筆を調整して貰ったり

The nib shapeさんの順番待ちの間に会場をぐるぐる廻っていました。見たいものはたくさんあるけれど、とにかく人が多いので、他の参加者の方やお店の方の邪魔にならぬ様に、あまり足を止め過ぎないよう回遊します。
廻っている間にインクを2本購入、1本は天然染料を使用したTAGさんの文染から「葉緑」です。TAGのインクは以前、濡羽色を購入したことがあり2本目です。最近少し草木染めの本を読んでいるのですが、色々な材料が研究されていて奥が深いので、その一端を見てみたいと購入しました。http://fumisome.jp/
もう1本はHokushinさんがフィリピンから輸入されたVintaのシーンインク「HARLEQUIN」です。とにかく、最近話題のシーンインクが欲しかったので、質問して試し書きをさせていただいて、一番ヤバイ発色とHokushinさんもお勧めの1本を購入しました。https://www.praebitor.net/
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そうこうしているうちに、The nib shaperさんの調整の順番が来ました。調整依頼は、プロフィット レアロと同じような書き味に、WAGNER限定 SENATOR PRESIDENTを仕上げていただくこと。
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レアロは長刀エンペラーで、ナガサワ本店のペンクリニックにお二人で来られていた時「細い字を書きたい」とお願いしたら、「ほうほう良いペン先じゃあ」と言いながら、裏書きも出来るようにサッと研いでいただいた思い出の1本です。StoriaのFireを入れて、マークに採点、細かい字の書込みと表も裏も大活躍ですので、もう1本同じように書ける万年筆が欲しいと、太字のペンを選んで持ってきたのです。お話をしながら研いでいただいて、当然のことながら、大満足の書き味になりました。
その後は、隣の液晶さんのところで「蛇腹式御朱インク帳」、ericさんのところで「ヌルリフィル」と「生しらすのそえぶみ箋」を購入し、さすがにお腹も空いたので撤収しました。
ナガサワに向かう途中でラーメンを食べていたら、関西筆記道楽のオフ会があるとツイッターに流れていたのを思い出し、急遽、兵庫県民会館へ、、学生さんの集まりと聞いていたので、おそるおそる覗いてみたら既に撤収準備をされていて、ペンショー会場に戻られるとのことだったので、最後に残ったお土産を渡し、一緒にペンショー会場までの道を途中まで戻りましたが、元々ナガサワに行くつもりでしたので、やはりナガサワに行くという方とご一緒して連れていって貰いました。
見て廻るのに気兼ねされるといけないと思い、ナガサワに着いたら、ご挨拶をして単独行動に移り、いくつか万年筆以外の文具を購入してホテルに移動しました。
ホテルで、調整していただいたSENATORで文字を書いていたら、もう1本同じ調整をしていただきたくなったので、明日もお願いできると良いなあと思いながら眠りにつきました。1日目はこんな感じです。

神戸ペンショー2019 一日目 前半戦 drkrさんのペンジャケットをオーダーするなど

行って良いよ〜とお許しが出たので、いそいそと電車と宿の予約をして行ってきました神戸ペンショー2019
11時ちょうどに着くくらいに、新神戸から三宮に移動しているくらいのところで、ツイッターの #kobepenshow タグをチェックしていたら、もう1階まで並んでいるので早めに会場したというのを知る。
人の多さに驚きながら、まず、ペンズアレイタケウチさんの前で、東海限定透明軸のケリーを探すも瞬殺されている模様、やっぱり無理だったか〜と、壇上の親方にご挨拶をしてお土産を渡し、神戸ペンショーに来た第一目的のdrkrさんへ。
drkrさんのペンジャケット (ペンシース)は、名古屋のペンランドカフェで黒のコードバンに赤の綴紐のタイプを、ThinkPadみたいな配色に惚れこんで購入し、M600を入れて愛用していて、次に845が入るサイズが欲しいと、2年前の神戸ペンショーでブラウンを購入しました。
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軸に特に傷を入れたくないペンを持ち歩く時に使っています。厚いコードバンがしっかりペンを守ってくれるので、表面の傷だけでなく、横から力がかかって折れたりするようなトラブルも防いでくれます。
片側の口が開いているので、ペンの長さにある程度融通が効く上に、微妙に口をすぼめてあるので、よっぽど細いペンじゃなければ、すべり落ちることはありません。糸で綴ってあるのは半分くらいまでなので、開いた部分から指を入れて、さっとペンを取り出すことができます。
手に持つと、絶妙な形状のカーブと上質な革で吸い付く様な感じがします。万年筆の保護性能と取り出しやすさの両立という機能的な面でも、美しさと持つ喜びという面でも完璧なペンジャケットだと惚れ込んでいます。
普段845を入れているものは146やM800に良い感じのサイズなのですが、中屋の十角ツイストを入れると、ほんの少し頭が出てしまうので中屋にあった革と綴紐の色でオーダーさせていただきました。じっくり作製いただけるとのことなので完成したら、またご紹介します。
PEN-LAND CAFE(ペンランドカフェ)|万年筆の販売(新品~ヴィンテージ)修理専門店です。 ペンランドカフェで時々ペンジャケットオーダー会が開催されています
drkrさんでオーダーが終わり、WAGNERで師匠にご挨拶をしてお土産を渡し、The nib shaperで順番待ちの予約を入れて、eric+martさんのところに並んでいる喜望峰がどんどん売れていくのを眺めていました。喜望峰がゼロになったところで、ericさんに声をかけ、先にお土産を渡した結果、すっかり不審者状態でしたので、あわてて自己紹介させていただきました。
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