趣味と物欲

博多天神界隈を本と文房具(万年筆とインク)と電子ガジェットを探して徘徊しています。

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万年筆インク

ヌルリフィルに万年筆で書いた文字を次亜塩素酸ナトリウムで消去してみる。

ヌルリフィルは、pen_saloonさん*1が開発された、ユポ紙*2という合成紙を使ったリフィルです。万年筆のすべりがよくて、ヌルヌルと気持ちよく書けるのが特徴です。 まず色々な種類のインクでヌルリフィルに書いてみました。上から、顔料インクのセーラー 蒼…

没食子インクという用語を真面目に考えてみた。

本ブログでは、「タンニン酸あるいは没食子酸および鉄イオンを含む万年筆用インク」と定義している所謂古典ブルーブラック (古典インク) のことを海外では一般に「iron gall ink」と言う。 「gall」には、苦いもの、胆汁、植物の瘤などの意味があるが、この…

趣味の文具箱Vol.47 インク特集号の感想

趣味の文具箱は紙版を購入しますが、dマガジンでざっと読みましたので、その感想を、Twitterでもちょっとつぶやきましたが、140字だととても足りないので。趣味の文具箱 47 (エイムック)作者: 趣味の文具箱編集部出版社/メーカー: エイ出版社発売日: 2018/09…

図書館でパイロット万年筆の社史「パイロットの航跡」を読みました。

市立図書館に禁帯出でパイロット万年筆の社史「パイロットの航跡」があるというので読みに行きました。 社史に載っている万年筆インキの写真は下図の左側のグレーの丸が画かれたものでした。パイロットのインキはこの後下図の右のものへとデザインが変更され…

パイロットの万年筆インキ 旧グリーンとジェードグリーンの比較

古典インクの頃のパイロット ブルーブラックインキの記事中の写真に、その他の色のインクも写っていましたが、緑のインキがGreenとJade Greenの2種類ありました。 パイロットの古典ブルーブラックインキ新旧2種類を試す。 - 趣味と物欲 Jadeは「ひすい」の意…

パイロットの古典ブルーブラックインキ新旧2種類を試す。

昔のインクを集めていた頃に購入したパイロットの万年筆用インキです。 下記の様にTwitterで話題になったので出してきました。黄色に青い丸のブルーブラックのパッケージにはPermanentの文字が入っています。横から失礼します。万年筆グラフさんのブログで面…

浜松のBUNGUBOXで購入したヌルリフィルに書いてみました。

BUNGUBOX浜松店に6月にお邪魔した時、購入させていただいたA5サイズのヌルリフィル、なかなか使い出せずにいたのですが、やっと試し書きしてみました。 pgary.hatenablog.com 表紙裏に開発者のペンサルーン (聿竹年萬) さんのお名前があり、1枚目はピンク色…

万年筆インクの見分け方まとめ、染料、顔料、古典インク

WAGNERの森師匠の質問掲示板 (インクに関する質疑応答) にインクの見分け方に関する質問があったので、ざっくりと答えてみましたが、今まで調べて書いたものをまとめる意味で、こちらのブログでも詳しく書いてみます。1. インクを良く観察する。(色調、澱や…

「色彩」と「完璧な赤」という長いこと積んでいた色素に関する本を読みました。

最近Twitter等で古典インクに色付けするのに使われていた色素についての議論が盛り上っていたので、長いこと積んでいた「色彩」と「完璧な赤」という本をやっと読みました。 「色彩」は色に関する歴史全般の本ですが、「完璧な赤」は主に南米のコチニールに…

ブルーブラックという色名が先か、青染料を入れたのが先か?

古典インク (没食子鉄インク) の処方の歴史を調べてみると、没食子の抽出液と鉄分を混ぜただけのインクでは筆記線が見え辛いので、態と酸化を進ませて黒くした「酸化インキ」というのが作られていました。 酸化させない「未酸化インキ」については、パイロッ…

インド産 krishnaインクの激しい変色、これも遊色なのか?

これも遊色と言われる現象なのか? 時々読ませていただいている「THE PEN ADDICT」というサイトでインド産のkrishnaインクが紹介されていたのですが、これが驚きの色の変化をしています。 Krishna Ink Anokhi: A Review — The Pen Addict Krishna Ink Review…

セーラーインク工房123のペーパークロマトグラフィー

セーラー インク工房 123に使われている色素をペーパークロマトグラフィーで見てみました。遊色するということで話題になっているインクです。 blog.livedoor.jp 左は精製水、右は70%のエタノールで分離しています。 水で分離した時は緑の色素があるように見…

趣味の文具箱 vol.46の感想

dマガジンで読んで、Twitter上には感想や気づいた点など一度書きましたが、紙版が手に入りましたので、改めて感想をまとめたいと思います。 まず表紙から、プラチナセンチュリーの薫風が良い感じです。今回の軸の模様はデザイン性だけでなく持つ時の機能性も…

BUNGUBOX浜松店に行ってきました。

前々から行ってみたかったBUNGUBOXの浜松店に行ってきました。 万年筆とオリジナルインクのお店・ブングボックス【浜松 静岡】 BUNGUBOXのオリジナルインクに、「肴町ほろ酔い」というのがありますが、飲み屋さんが軒を連ねる中にあります。 オリジナルボト…

四葉商会 新静岡店で買ったもの

四葉商会 新静岡店で買ったもの。 どれも発売開始からしばらく経っているものですが、天神辺りの文具店では見かけないので、早々と売れてしまったのか、仕入れていないのか。 文房具の新製品が関門海峡を越えるのには、少し時間がかかるのかもしれません。 …

万年筆インクの宿題:結局モンブランのバーガンディレッドは古典インクじゃありませんでした。

モンブランのバーガンディレッドが鉄とタンニン酸や没食子酸を含む古典インクではないかという問題は、モンブラン自ら、StarWalker Midnight Blackのルテニウムコーティングがバーガンディレッドに含まれる鉄ガリウムで、変色を起こす恐れがあるとアナウンス…

蒼墨を買ってきました。

丸善に入荷していたので、セーラーの顔料インク「蒼墨」を買ってきました。 青墨とStoria Nightの瓶はまだ残っていますが、それぞれ2/3くらいは使っています。 早速使ってみたいところですが、今入っているナイトをちゃんと使ってしまってからにしましょう。…

三田三昭堂の墨インク限定色 麝香と伽羅が届きました。まずは麝香を使ってみました。

三田三昭堂の墨インクには定番色の龍脳 (黒黒)以外に限定色として、麝香 (紫黒)、伽羅 (緑黒)、檜 (黄黒)があります。限定色の販売開始が遅れていたのですが、以前の記事で予約していたと言っていた麝香と伽羅が届きました。墨屋が作った万年筆インク 墨イン…

万年筆インクの宿題:OHTOのブルーブラックはどんなインクなのか?

Twitterで「OHTOのブルーブラックは古典インクなのだろうか」というつぶやきを見かけたのですが、OHTOのブルーブラックはカートリッジしかないこともあり、今まで検証したことが無かったので調べてみました。 ちょうど一年前に購入していました。MADE IN AUS…

三田三昭堂の墨インク 限定色の予約開始とブラスキャップキャンペーン

三田三昭堂が呉竹と組んで販売している墨インク「龍脳」意外の色の発売が遅れていましたが、「麝香(ジャコウ)」「伽羅(キャラ)」「檜(ヒノキ)」の3色は3月26日販売予定とアナウンスされ、予約を開始しています。墨屋が作った万年筆インク 墨インク「麝…

万年筆インクの宿題:アウロラ ブルーブラックは顔料インクって本当?

アウロラ ブルーブラックはKINGDOM NOTEのページによると顔料インクとされています。 アウロラ従来のブラック、ブルーのインクとは異なり、耐光性がある顔料インクの為、公文書用インクとしてお使いいただけます。 https://www.kingdomnote.com/item/4560115…

万年筆インクの宿題:KWZ IG Blue Blackってどうでしょう?

KWZ IG inkってどんなインクか興味はあったのですが、ようやく購入しました。 趣味の文具箱のVol. 41 p30~33に紹介されていますが、ポーランド ワルシャワ工科大学のKonrad Zurawski博士が開発した古典インクです。ポーランドから輸送しても漏れないように…

万年筆インクの宿題:バーガンディレッドはモンブランの言う通り古典インクかもしれない→古典インクでは無いことを確認しました。

万年筆のインクについて、色々と謎のまま放置していた宿題があるのですが、それを検討するべく新しくインクを購入しました。購入したのは下の画像の右側の3本、KWZ Archive Blue Black、MONTBLANC Burgundy Red、Aurora Blue Blackです。 まずは、モンブラン…

久し振りのWAGNERインク青黒、赤黒がSeoul Pen Showで配布

プラチナ クラシックインクとの絡みで、しばらく調製するのを自主規制していたのですが、プラチナの中田社長にお伺いを立ててみたら、快くOKをいただけましたので、少しだけ再調製してました。 プラチナ クラシックインクもKWZ IG INKもあるので、どうかと思…

決まりがあるわけではないので、ゆるっとふわっと通じれば良いかなと思います。

元々下記の文章は、古典インクあるいは古典ブルーブラックという言い方に対する根強い反対意見がありまして、便利だし、もう広まっている言い方なので、もう古典インクと言っても良いんじゃないでしょうか、というつもりで書いたものです。 1. 古典ブルーブ…

プラチナクラシックインクの海外における評価と筆記見本

海外で作製公開されたプラチナクラシックインク (http://www.platinum-pen.co.jp/ink_top.html) の見本について紹介します。 Review paperにあたるのが下記のサイトです。 unitedinkdom.uk 上記Reviewで取り上げられた各内容が下記のページにそれぞれ詳しく…

ユニボールエアにパイロットの万年筆用赤インクを入れて採点してみた。

使い切ったユニボールエア (uniball air) をバラしてみると、インク部がカートリッジ状になっているという話の続編です。 pgary.hatenablog.com 洗浄して違う色のインクを入れてみるのも一興かと思いましたが、すぐに採点に使いたいのでパイロットの赤インク…

プラチナ クラシックインクに入れ替えるために万年筆をしっかり洗浄しました。

これまで妻の使う万年筆のインクは、私がご当地インクを買ってきたものの、あまり減らないので、せっせと使ってくれていたセーラー系の染料インクでした。 しかし、せっかくなのでプラチナ クラシックインクを使ってみたいというので、入れ替えることにしま…

プラチナ クラシックインク (古典インク) が正式販売されて購入された方の感想などまとめ

プラチナ万年筆ニュースリリース プラチナの英語版のプレスリリースだと、各種ペン先(UEF~C)で書いた筆記見本もあります。 PLATINUM PEN CO,LTD. JAPAN ブログより Storia Di Un Minuto プラチナ クラシックインク。 深夜バスの旅人 プラチナの古典インク、…

プラチナ古典インクが正式発表、ナガサワでは明石店以外も先行販売中

かなり早い段階から情報は出ていましたし、中田社長自ら展示会でアピールされている画像なども出ていましたが、 プラチナ古典インク新色6色の文具屋さんによるツイートまとめ - 趣味と物欲 ついにプラチナのページでも正式に発表されました。 プラチナ万年筆…

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