趣味と物欲

博多天神界隈を本と文房具(万年筆とインク)と電子ガジェットを探して徘徊しています。

何年越しかで「宮ちゃんの戯夢人生」を読み通しました。

サンタさんをカミングアウトするまでは、欲しいものをそれとなく聞き出し、入手困難なものも八方手を尽して入手し、当日まで見つからないように隠して、気づかれないように枕元に置く、というハードなミッションをこなす忙しい日でしたが、今年は驚く程クリスマス感の無い、クリスマスイブとクリスマスでした。一応、ケーキとシャンメリーは用意しましたが、晩御飯は海鮮丼でしたし。
それで何をやっていたかというと、ケーキを食べた後は、もう何年越しか、少しずつ読んでいた「宮ちゃんの戯夢人生 (げいむじんせい)」のラスト数話を読んでいました。
f:id:pgary:20211226094553j:plain
下の子がやけにレトロゲーやバカゲーに詳しいので、その原因を探ったら、この漫画を読んでいたからでした。私が買ったものですが、私自身は最後まで読めておらず、積んでいた本でした。
マガジンGREATに、2000年から2009年まで連載されたゲームレビュー漫画を一冊にまとめた本で、一話6ページの55話、前書き、後書き、漫画の広告も入れてですが、ちょうど400ページの分厚い本です。
f:id:pgary:20211226094533j:plain
この手の漫画の常として、文字が多いので、一話をじっくり読むとやたら時間がかかります。
紹介されているゲームをやってみたくなり、入手できるか検索したりもするので、尚更時間がかかります。
ゆっくりゆっくり噛み締めながら読むのにお薦めです。

好きなオンライン小説10選

はてなブログ10周年特別お題「好きな◯◯10選

色々なオンライン小説を読んできましたが、いま、おすすめしたい作品を紹介します。正直10作品では到底収まらないのですが、無理矢理選びました。

まずはガンガンと連載中の3作

エースはまだ自分の限界を知らない

彦猫(@ringniring) - カクヨム
今一番熱い野球小説、何部かを平行して毎日更新されています。
佐藤(兄)はプロに来るのか来ないのか、ずっとやきもきさせられています。

プニキとはじめるリーグ運営 ~野球ゲーム?作って運営します~

https://ncode.syosetu.com/n4212eh/
AI搭載の動物キャラが野球をして、それを観戦するゲームの開発物語、動物キャラにどんどん愛着が湧いてきます。

貞操逆転世界観童貞辺境領主騎士

貞操逆転世界観童貞辺境領主騎士(道造) - カクヨム
「チンコ痛いねん。」から始まる物語、でもお話はガチな騎士譚です。

pgary.hatenablog.com
pgary.hatenablog.com


次にシッカリ完結した3作

僕は、お父さんだから(書籍名:遺伝子コンプレックス)

https://ncode.syosetu.com/n0586cp/
近未来×合気道、格闘シーンが苛烈だが静かで美しい。

小学生に逆行した桐山くん

小学生に逆行した桐山くん - ハーメルン
3月のライオンの世界で逆行転生した桐山くんが、皆が幸せであるように動きます。静かで優しいお話。

pgary.hatenablog.com


特にこれを紹介したかった、続きが読みたい更新停止中の4作

両片思いのアイアン・アームズ~二度目の高校生活は最強の女子校で~

https://ncode.syosetu.com/n6412dq/
特殊歩行重機訓練(女子)校で始まるボーイミーツガール。世界観とキャラが超好みで続きが読みたい。

異空のサムライ――――Boy meets the wrong sky

https://ncode.syosetu.com/n0685cf/
紫電改乗りが異空の空で異世界の飛行機に乗る、この作品も世界観とキャラが超好みで続きが読みたい。

サッカー少女と笑顔の挑戦記

https://ncode.syosetu.com/n4929dp/
TS転生してサッカー無双、これからもっと活躍する様を読みたい。

陶都物語~赤き炎の中に~

https://ncode.syosetu.com/n9077df/
書籍化されて一応完結もしたし、作者様は他作で忙しそうなので更新は望み薄でしょうが、書籍では端折られたエピソードが面白いし、これからまだまだ面白くなるところだったんです。

pgary.hatenablog.com
pgary.hatenablog.com
pgary.hatenablog.com

このあたりは殿堂入りなので、あえて10作から外しました。

趣味の文具箱掲載の万年筆インク数の変遷アップデート Vol.59まで

ヘリテージに移って最初の「趣味の文具箱」は「インク愛が止まらない」と題したインク特集でした。2020年9月7日の55号から1年振りのインク特集です。
55号の万年筆インクカタログが965色で、59号が1017色ですから、1年間で52色増、内訳はペンブランドのインクが、369 → 374の5色増に対して、インクブランドのインクが596 → 643の47色増となっています。
ただ、TONO&LIMS、フェリスホイール・プレス、ヴァン ディエメンス、SKB、それからショップブランドとして出されているインクなどは、本誌には掲載されていますが、インクカタログには載っていませんので、実際の掲載数は1017をかなり超えています。
インクカタログに載せるインクが厳選されたというだけで、本誌の方にはVintaインクやIWIインク、TAGインクなども掲載されています。また発売されたばかりの、寺西化学のギターインキも掲載されていないので、もっと増えます。

号数 趣味文発行日 インク掲載数 備考
9 2008/1/30 208
14 2009/8/10 207 高橋良香 氏によるLab測定開始
21 2011/12/20 14号に追加
25 2013/3/20 21号に14色追加
28 2013/12/20 25号に58色追加
32 2014/12/20 431 28号に33色追加、6色削除
36 2015/12/10 470
40 2016/12/10 539 36号に56色追加
44 2017/12/20 602 40号に34色追加、デルタを削除
47 2018/9/20 747 44号に135色追加、2色削除
51 2019/9/5 1517 ペン&インクブランド804色、ショップオリジナル713色
INK 2020/5/8 2000 万年筆インクを楽しむ本
55 2020/9/7 965 ペンブランド369色、インクブランド596色
59 2021/9/6 1017 ペンブランド374色、インクブランド643色

f:id:pgary:20210911171056p:plain
今回「とのりむ」インクがかなりの種類紹介されていましたが、実際には北から南まで、文具店のオリジナルインクの多くがTONO&LIMS製なので、日本地図に配置して、どれくらいあるのか見てみたいと思いました。

その他の記事では、古山浩一さんの記事がプラチナ#3776の話で、初代モデルからの変遷を紹介されていました。プラチナによる現在の理想の万年筆、究極の万年筆待望論には深く同意するとともに、期待してしまいます。