趣味と物欲

博多天神界隈を本と文房具(万年筆とインク)と電子ガジェットを探して徘徊しています。

SL-A300とVistaを繋ぐ

一時期6000、300、500〜とがががっと各種ザウルスを揃えましたが結局C1000を使っています。どうしても用途がC1000と被ってしまい態々使いわけるメリットが無いというのがその理由です。ただあえて使うならばA300だけはC1000と大きさと重さが全く違うので併用したくなります。A300は非力だけど機能とバランスが取れていて、小さいけれどちゃんとLinux PCであるところが可愛いPDAです。
中古でA300のクレードルも買ったので何とか使ってやりたいのですが、職場はMacだし、自宅はVistaです。ザウルスサポートステーション(http://support.ezaurus.com/new_info/osirase_vista.asp)でVistaへの対応状況が公表されていますが、対象機種はCの4桁以上だけです。A300用は動かないのだろうなあと思いつつ、試しにA300用のザウルスショットとA300のドライバを入れてみたら、スクリーンショットとテキストファイルのザウルスショットはすんなり使えるようになりました。

ようこそ無目的室へ!読了

本屋で並んでいるのを見たとき、タイトルだけで学校の部室でワイワイやるだけの話かと思いスルーしていたのだけれど、ウェブのレビューで安楽椅子探偵ものと知り、購入を決意。しかし時既に遅く近場の本屋からは消えていた。発刊から1ヶ月というのにライトノベルの入れ替わりは本当に早い。特に本作はHJ文庫で郊外型書店のライトノベルコーナーではまだスペースを確保してもらえていないのが効いたようだ。電撃や角川スニーカー辺りだとスペースがあるので結構残っているのだけれど、HJに限らず結構老舗のスーパーダッシュやMFもスペースは狭い。
一話目を読んだとき話途中でだいたい分ったものだから、一瞬侮ったのだが、それさへ一巻通してみれば釣りだったとは、まんまとやられました。確かにもっと注意深く読めばそこに違和感を感じるくらいの伏線を貼ってあります。やられました、そして面白かった、やられた〜とは思ったけれど、読後感は非常に良かった、すがすがしくさえあります。これから読む人のためにネタバレはしたくないのでこのへんで。

ようこそ無目的室へ! (HJ文庫)

ようこそ無目的室へ! (HJ文庫)