趣味と物欲

博多天神界隈を本と文房具(万年筆とインク)と電子ガジェットを探して徘徊しています。

マイコン大作戦の日本語吹替版がもう一度観たい。

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id:duradonhatena さんのところのコメントにも書いたのですが、もう一度見たい海外ドラマのNo.1が マイコン大作戦 *1です。マイコン*2に詳しい少年が、マイコンを使って色々な事件を解決していくドラマです。少年が使うマイコンは父親が仕事の関係で持って帰ってくるパーツを使って組み上げたものです。勿論パーツといってもICやLSIを自分ではんだ付けして作るのです。
覚えているシーンをとりとめも無く書いてみます。

  • 主人公が、マイコンLSIを取り換える作業をしている時に、ガールフレンドがパーツ(LSI)を手渡そうとします。主人公はすぐにパーツを受け取らず、手を出して「この手を (パーツを持っているのとは) 逆の手で握って」と言うのです。女の子は「何を言っているの?」という顔をするのですが、主人公は、静電気が怖いからと冷静に言うのです。一度は言ってみたい台詞です。
  • Watch Out!という粗悪な商品を告発するTV番組が実際は人気番組なのに、商品を販売する会社の手によって視聴率を低く操作され、打ち切られようとしています。主人公は、視聴率が操作されている証拠をつかむのですが、それを知った販売会社の雇った悪者が、少年のマイコンシステム一式*3を盗んでしまいます。落ち込む主人公、そこで友達がおれのマイコンを使えといってくれるのですが、主人公は「あんなおもちゃでは無理だよ、メモリが64k (ろくよんけー) *4も無いしさ」と首を振ります。友達のマイコンは、シンクレア ZX-81*5 でした。結果的に少年はZX-81を使って、再度視聴率操作の証拠を掴みます。

海外ではWhiz Kidsという題名で、 1983-1984年に放送されたTVシリーズでした。残念ながら、ビデオやDVDは出ていないようです。もう一度見たいという人結構いるんじゃないかと思うのですが、たのみこむ復刊ドットコムで交渉してくれないかな。

YouTubeに英語版のオープニングがありました。映像と音楽は1984年当時NHKで見たままです。

www.youtube.com

英語タイトルのWhiz Kidsで検索すると、もう少し情報が出てくるようです。

*1:マイコン大作戦 - Wikipedia

*2:当時はパソコンと言わず、マイコンというのが一般的だったと思います。月刊マイコンとかマイコンBASICマガジンとか。

*3:主人公が自分で組んだシステムなので、持ち運べるようなものではなく、主人公の部屋いっぱいのシステムをまるごと。

*4:ZX-81は、標準ではメモリが1kしかなくて、ベーマガには1kの中で工夫を凝らしたプログラムが載っていました。

*5:シンクレア ZX81 - Wikipedia