ネタバレ注意！
電撃文庫にしては厚い本なのですが、406ページでまだまだ序章です。やっと風呂敷きを広げ終わったかなというところ。今回の巻では風呂敷きを広げることに終始しているので、謎（伏線）がいっぱい残っています、次巻でどうまとめていくのかが楽しみです。
今回、校正にあまり時間を使えなかったのかな、とちょっと思わされました。特に違和感を感じたところは、
- P232 地対空フェニックス・ミサイル
F-22から地上のドラゴンに向かって撃ったので、空対地だろうと思うし、フェニックス・ミサイルという名前を付けられると、どうしても有名なAIM-54の方を思い浮かべてしまいます。
- P242 新型の戦車などに見られる特殊な概念の装甲のことです。ロケット弾や思考地雷を使われた時に、
リアクティブ・アーマーの説明として書かれている上の文を読むと、まず、新型の戦車に見られる、というところでちょっと違和感を感じてしまいます。それから、思考地雷と書かれると、自分で考えて爆発する地雷のつもりで書かれているのかな？とも思いますが、指向性地雷と書こうとしたのかもしれないとも考えられます。ただ、指向性地雷に対抗する目的でリアクティブ・アーマーを装備している戦車は無いと思います。
