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着るコン25:HMDと頭痛

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今日は職場で、朝からずっと半日くらい、出来るだけHMDを着けた状態で過ごしてみた。HMDを覗いていないときも跳ね上げた状態で着けっぱなしにしていたんだけど、しばらく着けていると頭痛がしてくる。今までこの頭痛はHMDを覗くことによるものだと思っていたんだけど、HMDを上げていても頭痛はするので、HMD固定用のヘアバンドの部分で発生していたようだ。このヘアバンドはカチューシャみたいなものだし、カチューシャは着けっぱなしにするのでは? と疑問に思って、”カチューシャ 頭痛”でググってみたら、カチューシャで頭痛が起きる人は結構いるようだ。考えてみれば私にも似たような経験はある、自分の体に合わない眼鏡をしていると、鼻に跡が残ったり、こめかみのあたりに違和感を感じるものだ。
HMDの普及過程で、HMDが体に合わないことからくるこの手の不具合はたくさん出てくるだろうと予測される。今使っているHMDのカチューシャは1サイズしかないし、これ一つですべての人の頭をカバーするのは不可能だろう。カチューシャをSMLと数サイズ付属するとか、購入時に自分にあったサイズを選べるようになると嬉しい。
このあたりのノウハウを一番持っているのは実は眼鏡店だと思う。眼鏡店は全国展開しているような大きいところもあるし、郊外型の店舗は電気店と同等かそれ以上の密度で存在する。HMDは家電として流通させるより、眼鏡として流通させた方がいいのかもしれない。CCDで撮った画像を近眼や老眼の人が見えやすい位置に投影するような、まさに眼鏡として使えるHMDは無理なのだろうか? もしも前記のようなものが開発されればHMDを眼鏡店で扱うことが普通になる、そちらからHMDの普及が始まるかもしれない。