首掛け式改良とリナザウの外部出力

ザウルスの首掛け紐をデジカメのものから携帯用首掛けストラップに代えてみた。こちらのほうが首への負担が軽く感じるし、紐の長さを簡単に調節できて便利である。
twiddler2を繋いだリナザウはWearable PCの素体としてみると、軽いし、バッテリーは持つし、自由度は高いし、かなり理想的だと思う。これで外部モニタ出力が出来てHMDを繋げるのならWearable PCが完成するのだが、残念ながらリナザウにはモニタ出力もビデオ出力も付いていない。IODATAからCFXGAというPDA用のグラフィックカードが発売されていたけれど、これはZaurusのプレゼンテーションというソフトの画面を出力するだけで、Zaurusの画面がそのまま外部モニタに表示されるわけではない。
http://www.iodata.jp/prod/multimedia/game/2003/cfxga/
おしいな〜と落胆しつつ、誰か何とかしているんじゃないかと一縷の望みを抱いてウェブをさまよっていましたら、ありました！
夢と小物のエンジニアリング：ビデオ外部出力できた
http://symzing.way-nifty.com/blog/2005/09/post_db65.html
上記のページでは、Voyager VGAというPDA用グラフィックカードを使われているんですが、USのIODATAのページからCFXGAでザウルスの画面をそのまま出力するツールを取ってきて、更にプレゼンテーションを起動しておくと、同期が取れた画面を外部に出力できたそうです。
CFXGAもVoyager VGAもビデオ・Sビデオ出力が付いているので、外部モニタとして、Tele-glass http://www.tanomi.com/limited/html/00058.html を繋げば軽量のWearable PCとして使えそうです。Tele-glassの画面は800×230と書かれていますが、ザウルスの画面はどのように見えるのでしょうか。ただ問題は、Tele-glass購入のお許しが出ないだろうということと(^^;、CFXGAもVoyager VGAもすでに販売終了していて、店頭在庫を探すしかないということです。
これに限らず、CF系の周辺機器は壊滅状態になりつつあります。比較的需要が多そうな、有線、無線LANのカードでさえ見かけなくなってきています。SL系ザウルスの拡張方法をこのままCFで行くのなら、SONYがCLIEでやっていたように、SHARP自身で周辺機器のラインナップを揃えておく必要があると思います。