趣味と物欲

博多天神界隈を本と文房具(万年筆とインク)と電子ガジェットを探して徘徊しています。

pdf管理ソフトのYepがすごい!!!

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仕事に必要な資料や文献の類いを収集すると、そのほとんどはpdfファイルになる。MacOSXは標準でpdfファイルの出力機能があるし、職場にはScanSnap(http://scansnap.fujitsu.com/jp/)もあるので自分自身で作成したり取り込んだりしたpdfファイルもたくさんある。pdfファイルを見通しよく、効率よく、必要なときに必要なものを探し出せるように管理するのは大変だ、自分のHDDからファイルを探し出すよりも、ウェブの検索サービスでうろ覚えのキーワードをもとに検索した方が早いことが往々にしてある。
これまでにもiTunes風のインターフェースでpdfファイルを管理するという試みはあり、私もiPapers2(http://ipapers.sourceforge.net/)やpKizzy(http://www.juno.dti.ne.jp/~kokam/wsc/pkizzy.html)を使ってファイルの整理をしようとしていた。また、iTunes自体でもpdfファイルを管理出来ることも知られている(http://slashdot.jp/mac/05/03/05/0438212.shtml?topic=104) (http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0609/06/news024.html)。これらのソフトを使えばpdfの管理が効率的になったが、後から探そうという時はついウェブに頼ってしまうのは相変わらずだった、何故ウェブを使ってしまうのか自分でもよく分からなかったし、pdfの管理とはこういうものだろうと思っていた。
新しもの好きのダウンロード(http://mac.page.ne.jp/)で新しいpdf管理ソフトのYep(http://www.yepthat.com/)が紹介されていたので、何の気無しに試用してみた。開いた画面を見て、直感的に良いっ!と思った。780くらいpdfファイルが入ったフォルダを丸ごとimportして、開いた画面を見て、これだっ!!と思った。Yepのページ(http://www.yepthat.com/)で画面写真を確認していただくとすぐに分かると思うが、Yepは言うなればiPhoto風、pdfのサムネールが主に表示されている。サムネール画面上にカーソルを載せると虫眼鏡のように拡大されたpdfファイルを確認することが出来、拡大画面付属してpdfファイルのキーワードも表示される。さらに左のカラムにはキーワードがクラウドタグで表示され、収集したpdfファイルの傾向が分かる。印刷したファイルを広い机に広げて眺め、必要なものをピックアップする様な操作感を味わうことが出来る。一覧が文字から画像になっただけでこんなに違うものか、つくづく人間は印象や直感で検索しているものなのだと思う。サムネールが多過ぎて目的のものが見つからないようなら、検索機能で絞り込むことも出来る。これだけのことが、全くの手間要らず、今まで集めたpdfファイルをimportするだけで出来てしまうのだ。
Yepは現在のところ1.1.1、1.1系はフリーウェアで1.2系からはfeeを取るようになるようだ。MacOSXを使っていてpdfファイルの管理に困っているヒトにはぜひ一度試していただきたいソフトウェアである。