趣味と物欲

博多天神界隈を本と文房具(万年筆とインク)と電子ガジェットを探して徘徊しています。

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またこんなところでまたXybernautの名前をみることになろうとは!

XybernautというとWearable PCの会社というイメージなのですが、ここギコ!というページに、米Xybernautの電子的“道しるべ”⇒こんな特許成立しねえよ(http://kokogiko.net/m/archives/002079.html)という話が出ていました。

米Xybernautは,無線ネットワークを使って位置情報付きメッセージなどを記録する技術に関し,日本国特許を取得したと米国時間6月12日に発表した。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/ITPro/USNEWS/20030613/8/

こんなニュースがあるんだけど、公知公用なんじゃないの?という話です。Xybernautはまたがっつりと網をかけにきた感じですね〜。なんだかウェアラブルPCの時のことを思い出します。某秘密結社の集会でお喋りする(id:pgary:20070703#p2)ための資料(http://www.asahi-net.or.jp/~ds6k-mtng/wearablepcslidepgary.pdf)を作る時に調べていて、どうもWearable PC(狭義の意味のWearable PCでHMDを使うタイプのもの)が広まらなかったのはザイブナーの特許のせいなんじゃないかと思っているからです。別に私はWearable PCの研究者じゃなくて、Wearableを自分でもやりたいと思っているヘタレマニアなだけなので、もっと当時の現場の事情を知っている人にとっては違うのかもしれませんが、表に出ている情報だけ見るとザイブナーの特許があまりにも広範囲すぎたために他のメーカーの開発意欲を萎えさせてしまったんじゃないかと思われます。
上記した資料(http://www.asahi-net.or.jp/~ds6k-mtng/wearablepcslidepgary.pdf)にも書いているのですが、IBMOLYMPUSと組んでかなり本気で開発を進めていて、PC Watchなどのニュースでも発売間近という論調だった時代があるのです。このニュースを見ると、98年9月11日発表の試作機(http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/980911/ibm.htm)から、99年11月25日発表の試作機(http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/991125/ibm.htm)まで順調に開発が進められていたのが分かります。しかし結局このIBMの試作機は発売されませんでした。PC110、ChipCard、チャンドラさえ世に出すことに成功したIBMをしても駄目だった要因があるのでしょうか?
直接の原因が何なのか、専門家ではない私には分かりませんが、因果関係があるかもしれない印象的な文章が、当時は存在したザイブナーの日本法人社長のインタビュー記事の中にあります。

「いま各方面から、よくも『こんなひどいパテントをとってくれたな』って、厭味をいわれてるんですよ(笑)。実は、ザイブナーでは、ウェアラブル・コンピュータに関する“概念特許”を取得していて、“体に身につけてコンピュータ行為を行うもの”は、すべてザイブナーのパテントに抵触してくる。日本国内で、このパテントが成立したのは、今年(注:1999年)4月なんですが、各メーカーとも、あっと驚いたと思いますよ。だって、どのメーカーもウェアラブルの開発は終わってたんですから」
http://kodansha.cplaza.ne.jp/digital/computer/1999_11_17/topic2.html

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