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博多天神界隈を本と文房具(万年筆とインク)と電子ガジェットを探して徘徊しています。

そりゃ識字率は高くなるはと思う日本語

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言語に優劣とかないと思うし,いろいろな言語があったほうがおもしろいと思うけれど。

母語だったら文字が多くてぱっと見わかりやすい点があるけど、外国人が学ぼうとすると面倒でしかないよな。
そういう面で言えば26文字しかないアルファベットは便利。

日本語はひらがなもカタカナも漢字もあって難しいよ,と言われるとそうでもないと思う。最近うちの子が文字の勉強(ひらがな,カタカナ)をしていて,少しずつ上達しているのを見ているけれど,とりあえず日本語が話せるなら,ひらがなが読めるようになれば絵本だって読めるのな,漢字にはふりがなが振ってあるし,そしてひらがなが書けるようになれば,意味のとれる文章が書けるのな。すげ〜簡単,そりゃ識字率も高くなるは。アルファベットは26文字というけれど,英単語って言うなれば漢字じゃん,読みかたと綴りが違うし,まずは英単語を1000文字とか覚えないと読んだり書いたりとか無理だし,そう考えると英語の文章って漢文みたいだよね。
ひらがなだけだと意味がとりにくいな〜とか,かっこ悪いな〜とか思ったら,適宜,漢字混ぜたり,カタカナ混ぜたり,アルファベット混ぜてもいいし,英単語をカタカナで書いて使うとか,勝手に英語とか別の言語を日本語化しちゃったりもできるし。
その辺り,http://blog.tatsuru.com/2008/04/23_1545.php で最近論じられていた。
あとよく言われるのが,英語は論文書くのに向いているとかあるけど,それもな〜どうなのかな〜と思う。だって日本語だって論理的に意味を取り間違えられないように推敲して書こうと思えば書けるじゃん。英語だって別に簡単に論理的に書けるわけじゃなくて,英語でも論理的に意味を取り間違えられないように書こうと思ったら,めちゃめちゃ推敲しなくちゃならない。aとかtheをどう使うかってのは初歩の初歩で,どんな単語を使えばいいかとか,細かい使いわけで,英語も微妙なニュアンスを表現をしているので,とても論文向きとは思えないんですよね。論文向きとかじゃなくて,ただ単に英語使っている人が多いから英語使っているってだけだと思うなあ。
そんな私はいつも英語に苦しめられていて,あ〜早く夢のような翻訳ソフト(日英双方向)ができないかな〜と日々逃避しているのですが,翻訳ソフトの難しいところって,語彙数じゃなくて,日本語の微妙なニュアンスをまた英語の微妙なニュアンスにするところだと思うんですよね。そこまで完璧にするにはまだ相当時間がかかると思うので,翻訳ソフト向けの日本語を定義してしまったほうが早いんじゃないかと夢想しています。今だってウェブの翻訳サービスなんか使うときは,英語に翻訳されやすいような文章ってこんなかな?とか考えながら入力していますが,そのあたりの情報を翻訳エンジン開発側でまとめちゃって,翻訳向け日本語,中間言語を定義しちゃえばいいんじゃないかと思います。日本語でこんな書き方すれば,英語に翻訳しやすいですよ〜って情報をまとめたらってことです。