本屋で並んでいるのを見たとき、タイトルだけで学校の部室でワイワイやるだけの話かと思いスルーしていたのだけれど、ウェブのレビューで安楽椅子探偵ものと知り、購入を決意。しかし時既に遅く近場の本屋からは消えていた。発刊から1ヶ月というのにライトノベルの入れ替わりは本当に早い。特に本作はHJ文庫で郊外型書店のライトノベルコーナーではまだスペースを確保してもらえていないのが効いたようだ。電撃や角川スニーカー辺りだとスペースがあるので結構残っているのだけれど、HJに限らず結構老舗のスーパーダッシュやMFもスペースは狭い。
一話目を読んだとき話途中でだいたい分ったものだから、一瞬侮ったのだが、それさへ一巻通してみれば釣りだったとは、まんまとやられました。確かにもっと注意深く読めばそこに違和感を感じるくらいの伏線を貼ってあります。やられました、そして面白かった、やられた〜とは思ったけれど、読後感は非常に良かった、すがすがしくさえあります。これから読む人のためにネタバレはしたくないのでこのへんで。
- 作者: 在原竹広,玄ペンギン
- 出版社/メーカー: ホビージャパン
- 発売日: 2008/04/01
- メディア: 文庫
- 購入: 3人 クリック: 17回
- この商品を含むブログ (24件) を見る