趣味と物欲

博多天神界隈を本と文房具(万年筆とインク)と電子ガジェットを探して徘徊しています。

ZeptoPadを買ってみて使ってみた。

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電子的ガジェットががしがしと描けるメモ帳にならないものかと、Palm,WinCE,ZaurusなどのPDAやタッチパネルを搭載したPC、AirPenやMVPenなど使ってみて、結局ちょっといい感じに使えるのはZaurusのFreeNoteQt(http://www.urban.ne.jp/home/kanemori/zaurus/freenote.html)くらいでした。電子的な仮想的紙のサイズが物理的なハードのサイズで制限されるものが多いなか、FreeNoteQtは広々とどこまでもスクロールして描けるのが良かったのです。どこから描きはじめても端からはみだすことがないのはFreeNoteQtの大きなメリットです。

スクロールや拡大縮小を実にスムーズに実現するにはマルチタッチの技術が不可欠でした。
これを使ってメモ帳を作ろうというのは実はiPhoneを見た時から考えていたことです。

iPod touchならピンチで拡大縮小などできますから、大いに期待して、iPod touch用のメモ用ソフトとして良さそうなZeptoPadを購入(1,200円)してみました。買う前の期待が大きすぎたのだと思いますが、ちょっと不満のある使い勝手です。iPod touchは基本指で描くことになりますから、ペンで描くより大きめに描く必要があるのですが、すぐに画面の端にぶつかってしまって、そのたびにスクロールや縮小して描くスペースを確保しなくてはならなくなるのです。

ZeptoPadは全体と部分を拡大・縮小しながら描くのに適しています。まずワークシートを縮小し、全体をさっと描いてみてから、細部を適宜拡大し、細かい部分を描いていくと良いでしょう

ZeptoPadのヘルプのページには上記のように、最初にシートを縮小して描くことを勧めていますが、画面の端まで来たら自動的にスクロールするとか、自動的に縮小して、一々自分で紙の位置や大きさを調整しなくても気持よく描けるようにならないものかと思います。使用者の描くストロークが小さくなったら少し拡大、大きく指を動かしたら縮小とかして、どんなに我侭に描いても気持の良い大きさに紙の位置とサイズが追随してくれるようにならないものかなあ。