正確にはLAPITA WHITEという万年筆がおまけのラピタという雑誌を買ってみました。ラピタにおまけで万年筆が付属するのは4本目だそうですが、今までは万年筆に興味がなかったので買っていませんでした。雑誌の表紙写真だけ見たら、普通の大きさの万年筆でプラスチック軸のものをイメージしたのですが、実際開けてみたら小振りで金属軸でした。重量感がありそんなに安っぽくもなく良い意味で裏切られました。実際に紙に書いてみると、ダクダクと出るインクフローの良さに驚かされます。書いてすぐは、一瞬紙の上にインクが盛り上がるくらいインクが出ます。どこのインクなのか、こんなにインクが出ているのに、しばらくするとにじみもせずに紙の上に乗ってくれます。色もなかなか鮮かなブルーで、書いていて気持が良いです。あまりペン先にお金をかけられないおまけの万年筆で、書き味を良くするために、フローを良く調整し、その代わりにじみにくいインクを使うという戦略なのかもしれませんが、それが成功していると思います。パイロットのブルーブラックがにじむのに閉口しているので、このインクを探してカスタム74に飲ませてみようかと画策しています。
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2008/09/06
- メディア: 雑誌
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