ずっと処方の中にPEGを入れていたんだけど、入れない方が良いのかなあ。まあ、あまり大量には入れていないので、今のところすごく滲むってことはないのですが。
万年筆のペン先というのは、ぬれのイメージだと、浸漬ぬれになると思うので、接触角を0<θ=<90にすれば良いのだと思いますが、この範囲で何度くらいが理想的かというのがあるのでしょうね。界面活性剤の添加量をcmc付近ということで決めようと思っていたのだけれど、それだと効きすぎて、だばだばになっていたかもしれない。
ポリエチレン・グリコールは、あくまでもセーラーのペン芯で使われているプラスティックをインクになじませるのに最適なだけで、パイロットではインク誘導液として別のものを使っているらしい。
表面張力をゼロにするような性質があるので、直接萬年筆用のインクに入れたら滲んで大変な事になる。一秒浸けたら、すぐにぬぐうように注意書きが書いてある。aurora_88しゃんのBlogに写真が掲載されている。