趣味と物欲

博多天神界隈を本と文房具(万年筆とインク)と電子ガジェットを探して徘徊しています。

お茶のタンニンでインクを作る話

当ブログではアフィリエイト広告を利用しています

 あとで読む

他にインクを自作している人がいないか時々検索しているのですが、インクジェットプリンタ用のインクを自作している人は多いのに、万年筆用インクの自作例は少ないようです。そんな中、お茶からタンニンを抽出し、インクを作る実験をされているページがありましたので、リンクを貼らせていただきます。

「鉄の実験」という本を参考にされたそうで、濃いお茶に、スチールウールを付け、塩ひとつまみ、というレシピだそうです。このレシピで、何故「塩を入れるか分からない」との感想を書かれています。鉄を塩化鉄、タンニン酸をナトリウム塩として水に溶けやすくしているのかな?等と考えたのですが、塩を入れても入れなくても変わらないとのことなので、わざわざ加えなくても、水道水や茶葉中の電解質等の成分で事足りるということなのかもしれません。私がやるなら、最後に塩をひとつまみでなく、お茶を抽出する時に、塩を加えるようにレシピを変更するかも、その方が水道水中のカルシウムや鉄イオンの影響を弱め、タンニン酸の抽出効率を高められるのではないかと思うのですが、そのうち試してみたいです。