趣味と物欲

博多天神界隈を本と文房具(万年筆とインク)と電子ガジェットを探して徘徊しています。

塩酸塩使用没食子酸鉄インクの耐光性テスト

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硫酸鉄の代わりに塩化鉄、硫酸の代わりに塩酸を用いて調製した原液で調色し、モニターの方にも配布させていただいた3色 (Fiord, Outer space, Cape Palliser)で5/19に筆記した見本を5/30から窓ガラスに貼っておいたのですが、ちょうど1ヶ月経ったのでスキャンしてみました。
2009/6/30
光にあてるとロディアの罫線はきれいに消えてしまいました。
2009/5/19
インクの耐光性は時間のかかる試験ですが、検索すると耐光性の試験をされている例が色々と見つかってきます。いつも拝見している「海外在住夫婦のお買い物日記」でも、万年筆用インクの耐光性テストをされていました。私も、こちらのページの様に、同じ紙で光りの当たる方、当たらない方を作ってテストすれば良かった。
インク研究の老舗、インク研究会でも、インクの王道ブルー・ブラック−光と影− その2で、各社ブルーブラックインクについて試験をされています。こちらでは、1ヶ月間光に当てた上での耐水性の試験もされています。
masahiro万年筆製作所では、インキ耐光性試験方法について詳しく書かれています。筆記見本を、染色堅牢性試験の標準品であるブルースケールと一緒に、キセノンランプで照射して判定されるとのことです。