趣味と物欲

博多天神界隈を本と文房具(万年筆とインク)と電子ガジェットを探して徘徊しています。

OHTO300系

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PILOTのハイテックCコレトやuniのSTYLEFITなどペン本体とペン芯の組み合わせを選んで購入できるボールペンが人気ですが、OHTOのLIBERTYもペン本体とペン芯を選んで購入できる製品です。インクの色は、クロ、アカ、アオ、ブルーブラックの4色と少ないですが、インクの種類は、油性ソフト、ゲル、水性から選べ、太さも0.4, 0.5, 0.7, 1.0mm、更に筆ペンまで選べます。またペン軸の種類も豊富で、細いの太いの色々なデザインから選べます。
OHTO製品の評判は前から聞いていて気にはなっていたのですが、OHTOと言えばニードルポイントのイメージがあり、筆圧が高いので曲げてしまいそうで敬遠していました。しかし万年筆を使うようになり筆圧も下がり、また、「頑張る日本の文房具」という本でOHTOのこだわりも知り、試しに1本買ってみることにしました。
最初に買ったのは、写真の右から2番目に写っているProudです。インキはゲルインクのブルーブラック、1.0mmを選択しました。このレフィルは所謂300系、太い金属軸にたっぷりインクが詰まった立派な形のものです。使ってみると、これが非常に調子よく、ほとんどズルズルという感じでペン先から引き出されるゲルインクは力を入れずにくっきりと書くことが出来ます。ペンの重量感とバランスも心地よく、ニードルポイントですが、1.0mmもあると太くて丈夫で安心感があります。ちょうど仕事で、口述される内容をノートにばしばし書く必要があったのですが、このペンは大活躍してくれました。
これに味をしめて、OHTOのその他のレフィルも試してみました。油性ソフトや水性のインク、0.5や0.7mmのペン先も試した結果、最初に購入したゲルインクで1.0mmのタイプが、私には一番合っているという結論に至りました。好き嫌いはあると思いますが、このタイプが一番ズルズルぬめぬめとした、引っ掛かりの無い書き心地だと感じたのです。今はProudにブラックのゲルインク1.0mm、その左のスピリット3色のグリーン軸にブルーブラック、ゴールド軸にブルー、レッド軸にレッドのインキのレフィルを入れています。ちなみにこのスピリットは、海外仕様限定商品ということで、教材・文具の文喜堂のわけあり品のコーナーで50%OFFになっていたのを購入しました。また、右端は竹軸の竹取物語でこれには筆ペンレフィルを合わせてみました。300系のレフィルを使えるペンなら何でも筆ペンに出来てしまう、面白いレフィルだと思います。