ナガサワ文具センターの金のインクを見て、これも作れないものかと試薬で売っていた金ナノ分散液を購入してみました。プラズモン吸収のため赤い色をしています。早速ガラスペンに付けて書いてみたけれど、金色にはならず赤いままでした。粒子径が小さすぎるためかな? リンク先の東大のページでは、石英ガラス板上に書いたものを加熱し、粒子を凝集させて金文字にされていますが、紙が耐えられるくらいの加熱では無理そうです。もう少し濃度を高くして溶媒の蒸発とともに凝集するようにすれば、金色になりそうだと思うのですが、そうすると価格がはねあがりそうです。ナガサワ文具センターの50万円というのも材料費からすれば当然の価格なのかもしれません。
金ナノ分散液の筆跡
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