趣味と物欲

博多天神界隈を本と文房具(万年筆とインク)と電子ガジェットを探して徘徊しています。

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本はディスカウントされなくていい。

日本では、仕事帰りにフタバ図書をのぞき、休みの日には家族でジュンク堂丸善を巡るという生活をしていましたが、こちらでも休みの日になると、Barnes&NobleやBordersをのぞきに行ってしまいます。近場にも、ちょっと離れたショッピングモールの本屋にも行ってみましたが、どこも広さや品揃えはあまり変わりません。アメリカの本屋なのでものすごく広いのを想像していたのですが、日本の普通の郊外型書店くらいの大きさです。どこもスタバやシアトルズベストなどのカフェが入っていて、Wi-Fiも完備されていますので、広々とした棚の間の通路に、本とノートパソコンを広げて、コーヒー飲みながら勉強している人がいます。通路が広々としていて、棚の高さも低いので日本の本屋に比べると、広さの割りに本の数は少ないと思います。本自体も一番小さい判型がペーパーバックで、新書を一回りか二回り大きくしたサイズになるので、なおさらです。
本の定価は、普通の小説のペーパーバックで$14〜15くらいですが、本屋には必ずディスカウントのコーナーがあって、そちらでは安くなった本、中には定価の半額以下にまでなった本が並んでいます。ペーパーバックだけでなく、ハードカバーの立派な本が$5くらいからあります。また、本屋に並んでいる新刊書籍は大抵定価販売ですが、同じものがスーパーの本コーナーにも並んでいて、そちらは20%引きくらいなので、普通に本屋で買う気が無くなってしまいます。ディスカウントやスーパーに並んでいないような本も、Amazon.comで買えば安く購入できます。最初は洋書がたくさん並んでいる〜と大興奮していたうちの奥さんも、こっちの本屋で買うより日本のAmazon.co.jpで買った方が安い、とショックを受けて、大部購買意欲を削がれた様子です。こんな状況で本屋の実店舗がやっていけるのか、他人事ながら心配になります。Barnes&Nobleにはnook、BordersではSony Readerが、店内の目立つところに並べられ、電子書籍に力が入れられているのも上記のような事情が関係しているのかもしれません。
アメリカの本屋事情を見てしまうと、日本の本の定価販売(再販売価格維持)も悪いものではないと思います。こちらの本は、ペーパーバックのような紙質と製本の本でも、日本からすれば高いですが、最初からディスカウントされることを見越した価格設定になっているのだと思います。本屋の密度が高くて、新刊本が毎月山のように出て、しかもそれがお手頃価格で買える日本は、何て良い国なんだと実感させられています。

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