趣味と物欲

博多天神界隈を本と文房具(万年筆とインク)と電子ガジェットを探して徘徊しています。

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万年筆用の固形インク、、、こんなインクで大丈夫か?

万年筆の歴史を紐解きますと、かつて固形のインクがあったという話が出てきます。トレンチペン用のインクがそれで、トレンチ(塹壕)で戦う兵士が手紙を書くために使ったものだそうです。固形インクは錠剤(Ink Tablet)の形をしており、アイドロッパー式の万年筆に錠剤を入れ、水で溶かして使ったそうです(Parker Trench Pen : Fountain Pen Restoration)。
万年筆評価の部屋では、ペリカンのインクタブレットが紹介されていますし(万年筆評価の部屋:【Pelikan Red Book】 その6)、以前WAGNERの月例会でインクタブレットの実演が行なわれた(万年筆の深窓:萬年筆研究会【WAGNER】第39回月例会報告)という話も紹介されています。それらの話に影響されて、固形インクを試作してみた(研究途中のインキ丸 (インクタブレット) - 趣味と物欲)こともあります。
先日、米アマゾンをつらつらと眺めていましたら、固形インクが売られていました(Amazon.com: Black Ink Tablets Inkwell Fountain Pen Refill: Health & Personal Care)。早速注文してみたところ、封筒にがさっと入って送られてきました。開けてみたら、かけた破片が散らばったので、あわててジップロックに入れました。

商品説明によると砂糖黍の抽出物と粘土と天然色素からできているそうです。左側の錠剤など粘土のかけらのようなものがはっきり見えています、何だか嫌な予感がします。

75個の錠剤が入って2クォートのインクが作れるそうなので、1錠を25mLの水道水に入れてみました。速溶解性の工夫などされていないようで、なかなか溶けません。しかも溶け残った土のかすのようなものが見えます。

やっと溶けたので、ガラスペンに付けて書いてみましたが、筆跡が薄いです。もっと少量の水で溶かすべきだったのか? しかし盛大にかすが出てきていますし、匂いを嗅ぐと泥水の匂いがします。大丈夫か?大丈夫なのか?このインク。

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