パイロットのオートマックが復活するという話を聞き (パイロット オートマック(自動繰り出しシャープ)好評販売中! スミ利文具店)、昔欲しかったよなあ、買えなかったよなあと、ネットで最安値のところを探して2月入荷というところがあったので、急ぐものでもなし、1月7日に注文をしてのんびり待っていたら本日届きました。
最近使っているシャープペンシルと一緒に並べてみました。上から今回購入のAutomac、PILOTの2+1 (シャーペン+2色ボールペン)、Pentel GraphGear1000 0.9mm、日経アソシエ付録のKOKUYO キャンパスジュニアペンシル 0.9mmです。シャープペンシルは特に高校→大学とお世話になった筆記具ですが、その間数え切れない程、落として先端のスリーブを駄目にしたり、胸ポケットのシャーペンのスリーブが刺さって痛かったりという経験をしたので、「シャーペンはスリーブを保護できるものに限る(キャップ式も可)」というのが選択のポイントです。
ブラックとシルバーがありますが、今回は黒軸にしました。ただの黒ではなくラメ入りの黒です。パイロットの最近の金属軸はラメが入っているものが多いように感じられます。グリップ部分は、オートはオートでもOHTOのプロメカ500っぽいかなと第一印象では感じられました。
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一見芯が出ていないのに、ノックをしないでどんどん書けてしまうのは不思議な感覚です。スリーブが紙に触れることで芯を繰り出すので、もっとスリーブと紙の擦れが気になるかと思っていたのですが気になりませんでした。個人的にはボールPentelの筆記感に似ているでしょうか、ボールPentelはボール受けが樹脂製の水性ボールペンですが、ボール受けが紙に擦れても、それが独特の感触を生みだして不快ではありません。
今はまだ最初に入ってきた芯で筆記しています。パイロットだから新型のneox Graphite芯なのだろうと思います。おそらくHBあたりの硬さなのでしょうが、これを使ってしまったらneoxの4Bを入れてみるつもりです。オートマチック機構にはどれくらいの硬さの芯が合うのでしょう。
2/18 追記
似たシャープペンシルを探して古い文房具の雑誌を見てみたら、ファーバーカステルのTK-maticがそっくりでした。これもTKマチック機構という仕組みのオートマチックシャープペンシルだそうですから、ご先祖様と言って良いのかもしれません。