趣味と物欲

博多天神界隈を本と文房具(万年筆とインク)と電子ガジェットを探して徘徊しています。

TWSBIの万年筆インク瓶

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この箱のマークは?

前々から欲しいと思っていたTWSBIのインク瓶なのですが、この間のWagnerの九州大会の時、TWSBIの製品は台湾の楽天市場 (首頁 > 日本直送 - 三文堂 TWSBI - 楽天市場) で購入できると教えてもらい、やっと手に入れることができました。


実物を手にとってみると、本体は立派なガラス製、蓋の部分は金属性で、高級感のあるインク瓶でした。ちなみに中身のインクは無く、インク瓶だけで売っています。紫色の金属部分は、他に青、赤、オレンジ、緑、シルバーが売られています。そしてこの紫の部分ですが、黒い蓋の螺子を開けてみると、下の写真の様な構造になっていて、TWSBI社の吸引式万年筆を使う時のアダプターになっています。TWSBIの530や540の万年筆はペン先の付いた首軸部分が螺子で開けられる様になっているので、そこを外してこのアダプターの先に付け吸引すれば、ペン先を汚さずにインクを補充できるという仕組みです。よく考えられています。


4部分から成っています。左上の透明のパーツはプラスチック製で、パイロットの70mL瓶や最近のセーラーのインク瓶に入っているのと同じ仕組みのパーツです。瓶をひっくり返して戻すと、このパーツの中にインクが溜まるので、インクが少なくなっても吸引できるようにするためのものです。



TWSBIの万年筆は使わない、もしくはTWSBIの万年筆もペン先を浸して吸入するということであれば、紫のパーツを外してしまえばよいです。きちんと黒い蓋が閉まります。


パイロットのインキを入れて、紫のパーツを外して使ってみたのですが、これが予想もしていなかった結構な惨事に(^^;


中のパーツにインクを溜めるために一回ひっくり返します。蓋はしっかり閉まっていて、この時点で溢れることは無いのですが、この金属の蓋の裏にスポンジやゴムなどが貼ってないため、蓋に付いたインクが螺子溝などに結構残っていて、これがインク吸入後、蓋を閉め直したときに垂れてきてしまうのです。手が真っ青に染まってしまいました(^^;。 蓋の裏にゴム板を付けるなど工夫してみようと思います。

3/26 追記
ペン芯を引っこ抜くのに使っていた、厚さ1mmくらいのゴム板を丸く切り、蓋の裏に入れました。逆さにした後、蓋を開けても垂れないようになりました。分かりやすいように、一度ゴム板を取り外して写真を撮っています。右側のゴム板の縁の部分はインクで濡れていませんので、インクが漏れてきていないと分かります。