趣味と物欲

博多天神界隈を本と文房具(万年筆とインク)と電子ガジェットを探して徘徊しています。

趣味の文具箱vol.24がやっと来ました〜。

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今回は感覚的に結構待ちました。12月1日発売〜とtwitterでつぶやかれているのを読んで、ぞくぞくと入手報告・読了報告のツイートやブログを読み、福岡でも通販の方は既にゲットされ、という状況を横目に見つつ、いつもの本屋さんに定期購読をお願いしているのでじっと待ちました。

趣味の文具箱 24 (エイムック 2514)

趣味の文具箱 24 (エイムック 2514)

「文具箱」の日記帖: 「趣味の文具箱vol.24」発売されました!
趣味の文具箱は24号全て持っていますが、もうそろそろネタ切れするんじゃないかと読み始めるのに、毎回新しい驚きがあります。
今回は、ヴィンテージ万年筆の吸入機構を一挙15種類紹介したページが特にワクワクさせられました。分解図とか断面図とか好きなんです。
それから、ブルーブラックの記事は注意深く読んでしまうので、どうしても気になってしまうのですが、72頁の表の(古典)の位置が一つ左にずれています。右からモンブラン ミッドナイトブルー、プラチナ ブルーブラック、ウォーターマン ブルーブラックが並んでいて、プラチナとウォーターマンの下のみに(古典)と書かれているので、単純にずれただけだと思います。正解は勿論、モンブラン Midnight blueとプラチナBBが古典(鉄を含むブルーブラックインク)です。
それから、71頁左上の筆記見本のキャプションに、ラミーのブルーブラックについて言及してありますが、筆記見本の方は、書いてある文字からも色からもブルーです。この見本の結果は結果で、ラミーのブルーも抜けにくいという良い情報を含んでいます。
キャプションどおりに、ラミーもブルーブラックについて試験するならば、ラミーはボトルが古典、カートリッジが染料なので、両方とも試験すると面白いと思います。
また、細かいことですが、71頁左上のキャプションで「酸化鉄を含んだブルーブラック」という表現はちょっとだけ気になります。古典ブルーブラックインクは、結果として酸化鉄も含んでいますが、それがブルーブラックの色の本体というわけではないので、酸化を外して「鉄を含むブルーブラック」とした方がしっくりします。うざいと思われそうですが(^^;、古典ブルーブラックに関してはどうしても語りたくなってしまいます。
ちなみに古典ブルーブラックの色の本体は何なのかという実験については、下記の記事をご参照ください。
古典ブルーブラックインクの黒の色は鉄の錆の色? - 趣味と物欲
万年筆用古典ブルーブラックインクのアスコルビン酸洗浄法に関するQ&A - 趣味と物欲
他の方の趣味文vol.24のブログ記事も集めてみます。

掲載されているお店のブログなどの趣味文vol.24の記事。

色々と書いたり集めたりしてきましたが、

趣味文vol.24が12/1に発売されたので、そろそろ色々なブログで「読みました」系が出始める頃だと思うが、正直そんなのチラシの裏にしとけって(笑)。いやほんと、だから何なの?って。

このブログもチラシの裏ってことでご容赦いただければ(^^;