趣味と物欲

博多天神界隈を本と文房具(万年筆とインク)と電子ガジェットを探して徘徊しています。

古典ブルーブラック1年間の耐光テスト結果

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ロディアに書いて、北向きのガラス窓に貼ったまま放置していた古典ブルーブラックの筆記見本が、ちょうど1年間経過していました。
一番上に、2012.10.9と日付を書いているのは、顔料のプラチナ カーボンブラックで、さすがにしっかりと残っています。その下、ほとんど消えかかっているのは、現行のパイロット 染料ブルーブラック、その下からが鉄イオンを含む古典ブルーブラックで、パイロットの旧ブルーブラックペリカン ボトルのブルーブラック、モンブラン ボトルのブルーブラック、プラチナ カートリッジのブルーブラック、ワグナー 古典ブルーブラックワグナー 古典レッドブラックになります。

プラチナBBとRed Blackの筆記線が濃く残っているのは、没食子酸鉄(タンニン酸鉄)の色だけではなく、染料の色も残っているためだと思います。レッドブラックに使った赤の色素に耐光性があったのは意外でした。
テーゲー日記で多種のブルー系インク(古典BB含む)の試験をされているのでリンクしておきます。
ブルー系インク耐光実験 最終報告  : テーゲー日記