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過呼吸(過換気症候群)にペーパーバッグ法は駄目という話

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過換気症候群を起こしている人に紙袋から呼吸させて、というのは一頃の医療系漫画でよく使われたネタですが、最近はその方法は良くないとされているので根拠となるページをメモ。

以前は、発作が起きたときは紙袋を口にあてがい、袋の中で呼吸を行うペーパーバッグ法が有効だといわれていました。しかし最近では窒息して死亡に至るケースもあったことからおすすめすることはできません。ご注意ください。

ではどうすれば良いのかと言うと、

介助者は何もせずに、大丈夫だ、安心しなさいと、患者を落ち着かせ、息を吐くことを患者に意識させ、ゆっくりと深呼吸をさせる(「吸う:吐く」が1:2になるくらいの割合で呼吸する。一呼吸に10秒くらいかけて、少しずつ息を吐く。また息を吐く前に1?2秒くらい息を止めるくらいがベター。胸や背中をゆっくり押して、呼吸をゆっくりするように促す。)などの呼吸管理によって、二酸化炭素を増やしながらも、酸素を取り込んで、窒息しないように呼吸管理をすることが、推奨されている。