趣味と物欲

博多天神界隈を本と文房具(万年筆とインク)と電子ガジェットを探して徘徊しています。

Raspberry Piで字幕付きTEDを観れる程度のウェアラブルPC

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2007年に発表した「ほとんど実用性のない個人で出来るウェアラブルPC」(Keynoteによる発表資料)を7年越しにアップデートしました。
Raspberry Pi type BはAmazonからRaspberry Pi Type B 512MB ケースセットを購入、このケースはよくできており買って正解でした。Raspberry type Bにはコンポジット出力があるので、Teleglassが使えるんじゃないかと繋げました。メモリカードは、Amazon限定のTranscend SDHCカード 16GB (最大転送速度45MB/s)を購入しました。OSは最初、普通にLinux PCとして使えるRaspbianを試したのですが、Teleglassの解像度が低すぎて画面の文字が読めないので、動画などを観ることができれば良いかと、Raspbmcに変更。バッテリーはcheeroのダンボーバージョンモバイルバッテリーです。

USB端子には、Buffaloの無線LAN WLI-UC-GNMLOGICOOL タッチキーボード K400rのレシーバーを挿しています。K400rはUnifyingレシーバーなので、レシーバー1つでキーボードもタッチパッドも使えるのが便利です。どちらも特にドライバのインストールなど必要なく、挿して設定するだけで使えました。

TEDの動画選択画面の文字は小さくて読めないのですが、TEDの字幕は読むことができます。7年前に比べて、多少実用的になりましたが、やはりTeleglassの低解像度がネックです。逆に言えば、もうちょっと解像度の高いHMDがあれば、ほとんど実用になると思います。

悩むかなと思っていたUSBがらみではまったく困らなかったのですが、OSをインストールする時にHDMIのディスプレイを繋いでいたためか、画像出力がHDMIに固定されてしまい、それを修正するのに少しだけ悩みました。RaspbmcのGUIでは、そのあたりの設定をいじれないようなので、MacのiTermで、Raspberry PiにSSHで接続し、/boot/config.txtをviで編集し、hdmi_force_hotplug=1 の行頭に#を付けました。

hdmi_force_hotplug=1 Use HDMI mode even if no HDMI monitor is detected