歴代の親指入力端末を並べてみたら久し振りに使いたくなってきた。実用性からいったら、SL-C1000なんでしょうが、あまり使えていなかったNetwalkerが目にとまったので使ってみることにした。
とにかくNetwalkerについては、Netwalkerのキーボードの打ち方を考えたりしていたように、ブリブリキーボードが問題です。キーをメンブレンで支えているだけなので、キートップがグラグラして、押しこむとメンブレンが潰れてブリブリ言うのです。
ただ久し振りに調べてみると、先人の方々のたゆまぬ努力により、色々な改善方法が編み出されていました。ありがたく参考にさせていただきたいと思います。
設定の方針としては、Ubuntuは9.0.4のまま、入力を快適にできることを優先し、ネットやマルチメディアへの対応にはこだわらないことにします。
電源入れたら、WM入れ換えていたり色々いじった痕跡が残っていたので、microSDからリカバリー、電源入れるときにマウス?の左右ボタンを押しっぱなしにします。SHARPのFAQには、SHARPのロゴが出るまで押せと書いてありましたが、リカバリをするか聞いてくるまで、押しっぱなしがよいです。
前準備として、アップデートマネージャでどんどんアップデートして、リカバリのmicroSDを作り直しました。
キーボードの打ち難さを設定で何とか改善する方法は、
/etc/hal/fdi/policy/preferences.fdiに、
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を加えるのと、
/etc/init.d/powersavemode.shの
echo auto > /sys/bus/usb/devices/2-1/power/levelを、
echo on > /sys/bus/usb/devices/2-1/power/level
と書き換えるのがよいらしい。
- メモ帳: Netwalkerセットアップ(2/5)
- Ubuntu日本語フォーラム / NetWalkerのタッチパネルの改善
- モバイルUbuntu、NetWalker登場 キーボード 入力遅延改善編 その189: Kapperのブログ 新館
次に極力軽くする。
システム→設定→自動起動するアプリで、
アップデートの通知
ユーザ・フォルダの更新
視覚支援
を止める。
システム→設定→サウンド→デバイスで、pulseaudioをALSAに変える。
画面右上のスピーカーアイコンを右クリックして、音量調節ツールでデバイスをALSAに変える。
ターミナルからsysv-rc-confをインストールする。
sudo aptitude install sysv-rc-conf
sudo sysv-rc-conf
使わないデーモンを止める。sysv-rc-confの画面のxを消せばよい。
avashi-daemon
dns-clean
klogd
pppq-dns
pulseaudio
rsync
sysklogd
コマンドを間違えた時のエラー表示を速くする。
cd /usr/lib
sudo mv command-not-found command-not-found.bak
メニュー表示を高速化する。
gedit ~/.gtkrc-2.0
gtk-menu-popup-delay = 0
仮想コンソールを停止する。
sudo gedit /etc/default/console-setup
# ACTIVE_CONSOLES="/dev/tty[1-6]"
ACTIVE_CONSOLES="/dev/tty[1-2]"
/etc/event.d/tty3,tty4,tty5,tty6 の中の次の行をコメントアウトする。
# start on runlevel 2
# start on runlevel 3
ファイルアクセス日を更新しないようにする。
sudo gedit /etc/fstabとして、fstabを開いて、
ubi0_0 / ubifs defaults 0 0
ubi0_0 / ubifs defaults 0 0
となっているところを
ubi0_0 / ubifs defaults,noatime 0 0
ubi0_0 / ubifs defaults,noatime 0 0
sudo gedit /etc/sysctl.conf、sysctl.confを開いて、
vm.swappiness = 10
vm.dirty_writeback_centisecs = 1500
vm.dirty_background_ratio = 30
vm.dirty_ratio = 60
を追加する。
システム→システム管理→Synapticパッケージマネージャから、scim-skkとLeafpadとNotecaseを検索して入れる。
Mozcを使えるようにパッケージを公開されている方もいらっしゃるのですが、今回はSynapticから導入できるSKKを入れてみました。