趣味と物欲

博多天神界隈を本と文房具(万年筆とインク)と電子ガジェットを探して徘徊しています。

3千円台で買える金ペンの14kスタンダートとセレモは従兄弟ぐらいには似ている。

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最近はメインで使うことはなくなってしまいましたが、プラチナの14kスタンダードは私が自分で購入した2本目の金ペンです。
鹿児島に本社のある「文具のしんぷく」から、デッドストックのプラチナポケット万年筆を通販で購入したときに、一緒に購入したんだったと思います。
プラチナ万年筆/スタンダード
14kスタンダードは定価が5千円ですが、実質3千円台で購入できます。普通に購入する分には最安値に近い金ペンです。海外メーカーやセーラーは同価格帯の金ペンがありませんが、パイロットは同じ価格帯の金ペンとして、セレモを用意しています。
セレモと14kスタンダードの違いが気になり、最近になってセレモを買ってみました。
セレモ | 筆記具 | 万年筆 | 万年筆 | 製品情報 | PILOT
さて上下どちらが14kスタンダードで、どちらがセレモでしょうか? 非常によく似ています。
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天冠と軸のお尻部分は片方が平で、もう片方は丸くなっています。
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嵌合部を見るとPILOTと書かれているので、どちらがどちらか丸分かりですね。でもクリップを黒く塗ってあることも含めて本当によく似ています。
ちなみに元は14kスタンダードにもPLATINUMと書かれていたのですが、7年前に購入し、結構しっかりと使用したペンですので、擦れてしまって文字が消えてしまいました。
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上の写真は並びを変えていませんから、天冠が丸くて、嵌合部の線が1本なのが14kスタンダードです。
ペン芯は一目見て違いますが、ペン先は入っている文字は違うものの形はよく似ています。
私が購入したものでは、この2本の書き味は異なっていて、14kスタンダードは滑らかに書けるけれど、コリコリとした感触を受けます。セレモの方はツルツルと滑らかに書けます。
どちらが良いかは個人の好みで、私は昔から使って慣れているのもあって、14kスタンダードのコリコリとした感触が好きなのですが、金ペンを初めて使う人が、一般的に滑らかだと感じるのはセレモの方だと思います。
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14kスタンダードはネジが金属なのに対しセレモはプラです。
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これも好みにはなりますが、金属ネジのため重心がペンの中心に近い14kスタンダードの方が、若干扱いやすく感じられました。

3000円台で購入できますし、どちらも金ペンデビューにはもってこいです。本当に従兄弟くらいにはよく似ているペンですから、お店で試し書きさせてもらうか、いっそのこと両方買ってみて好みの方を使うのも良いと思います。
pgary.hatenablog.com
上記2009年の記事は、この記事の冒頭のプラチナポケットと14kスタンダードを購入したときの話です。